忠さんが陣頭指揮をとってマフラーを開発していく実際のストーリー|マフラー開発奮闘記

KLX230 POWERBOXサイレンサー編 其の弐

★更に気持ちイー!って笑顔になってくれるサイレンサーを作ろう!★

まずはPOWERBOXパイプを装着してくださっているオーナーが、
更に気持ちイー!って笑顔になってくれるサイレンサーを作ろう!
トルクフルで一回りおおらかで、たくましい特性を持ったサイレンサーだ。

サイレンサーのサイズはフルサイズを用意したので、
性能を出した際の音量を気にすることはないだろう。
思う存分「気持ちイー!」の探究をしよう。

SP忠男開発チーム

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KATANA編 其の六

  • 投稿日時:2020年03月19日
  • カテゴリー:KATANA

★最高のラインを見つけ出したんだ★

さあ、やっとトルクラインが綺麗に整った。
結局、何度も何度もサイレンサー内の膨張室の要領を変え、
何度も何度も繰り返し走り、最高のラインを見つけ出したんだ。

もう、この走りは気持ちイー!の一言。

完成だ!マフラーの素材は2種類ステンレスとフルチタン。
まずはステンレスから販売開始!
各地で行われるライドオンキャンペーンで
試着用のマフラーを用意するから楽しみにしていてくれよな。

ライドオンキャンペーン快感体感試乗会の情報はこちらから

「製品の詳細はこちらからご覧いただけす。

SP忠男開発チーム

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KATANA編 其の伍

  • 投稿日時:2020年03月09日
  • カテゴリー:KATANA

★排出されるガスの脈動をコントロールしてあげるんだ★

そう、こんなふうに3000rpm付近にトルクラインの乱れが生じた場合、
セオリーとしては、全長を長くしてラインを少し引き上げてあげるのが一番なんだ。

しかし、全長を長くしたら折角のルックスが失われる。
それはダメだ。
あとはインナーパイプの内径を細くする・・・
このマシン排気量が1000ccもあるから、
太さにも限度があってあまり細くできない。

あとは手探りで、かなり手間がかかるけど、
サイレンサー内部に排気ガスの膨張室を作って、
排出されるガスの脈動をコントロールしてあげるんだ。
上手くいくと、いいんだが。

SP忠男開発チーム

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KATANA編 其の四

  • 投稿日時:2020年03月02日
  • カテゴリー:KATANA

★マフラーの基本性能は長さで決まるので★

やはりそうか、そうだよな・・・
スタートから、3000回転くらいまでの変速にスムーズさが消えた。
これは回転の上昇と出力の上昇が一致していない時に、
このフィーリングを感じるんだ、トルクラインの乱れというか。

要はサイレンサーを短くしすぎて、
3000rpmまでのトルクラインが上下に波打ってしまって、
ほんのわずかエンジンの回転と車速が、
うまく合わせられない状態なんだ。
そのためにギアが切り替わる時に抵抗がうまれ、
ギアチェンジのスムーズさが失われる。
気にしなければ気にならないし、
こんなフィーリングは、市販の交換用マフラーに変えた時には
当たり前に起きていることだけど、
俺たちのコンセプト”気持ちイー!”からは、外れてしまう。
マフラーの基本性能は長さで決まるので、
短いサイレンサーにすると当たり前のように現れる現象さ。

SP忠男開発チーム

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KLX230 POWERBOXサイレンサー編 其の壱

★フルサイズのサイレンサーを使うことにしよう★

このマシンはどちらかというと、
トコトコ系というよりもグングン系だから!?
軽量よりも出力を重視した
フルサイズのサイレンサーを使うことにしよう。

POWERBOXパイプで引出した
豊かなトルクラインに上乗せして
中高回転域のパワーと高速域の伸びを
引き出せたら楽しいだろうな・・・

SP忠男開発チーム

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KLX230 POWERBOXサイレンサー編 序章

★パイプに合うサイレンサーも創ってほしい★

予想を更に超えて、高く評価をしていただいている、
KLX230のPOWERBOXパイプを購入いただいたユーザーの方達から、
今度はこのパイプに合うサイレンサーも創ってほしいと言う、リクエストが入った。
創ろうか!

SP忠男開発チーム

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KATANA編 其の参

  • 投稿日時:2020年02月10日
  • カテゴリー:KATANA

★最もショートで、最もコンパクト★

取り急ぎ最もショートで、最もコンパクト
しかもしっかりとトルクを確保したサイレンサーを目指して開発開始!
さあどうなるかな!

SP忠男開発チーム

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H2SX SE+ 其の四

★なんとか気持ちイー!特性を引き出すことができました。★

ただサイレンサーを変えただけなのに、
不快な特性になったり、爽快で心地よい特性になったり・・・
『そんなのあるの?』っておもうでしょ。
あるんです。

特に最近は排出ガスの規制が強化されて、低速域でも
エンジンに送り込むガソリンと空気の混合ガスの濃度を
かなり薄くしなくてはいけなくて、
少しサイレンサーの長さや内径の太さが変わると
微妙に排気効率が変わり、燃調が極端に薄くなったり、濃くなって、
唐突にトルクが出すぎたり変化が顕著に現れます。
特に高性能なビッグバイクでは、これがすぐに乗りにくさにつながります。 
最近これを経験されているライダーさんが多いようですね。

ということで、莫大な時間と試行錯誤の末、
この2000rpm~3000rpmくらいのトルクラインを綺麗に整え、
なんとか気持ちイー!特性を引き出すことができました。
これにはインナーパイプの形状とPOWERBOXのとりだし位置、
容量が大きく貢献してくれました。

高速域も気持ちイー!吹け上がりです。
走りは気持ちイー! サウンドも豪快! いい感じです。
これを今から全てチタンに置き換えて、製品化に向けて行きます。
オプションで差込部を覆うヒートガードも
一流のドライカーボンのレーシングパーツメーカに依頼し、
バッチリかっこのいいやつを作っていただいています。

製品が出来上がったら、試着品を用意しますので、
各地で行われる快感体感試乗会ライドオンキャンペーンにいらしてくださいね。

SP忠男開発チーム
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KATANA編 其の弐

  • 投稿日時:2020年01月27日
  • カテゴリー:KATANA

★『超コンパクトだけどトルクを落とさせない』ってところかな。★

なんだか、想像してた通りというか
想像を裏切ってというか・・・
その中身、その走りは、最新のレプリカマシンからの発展形だ
シャープで軽快で乗りやすい。 
全く新しい最高のマシンに仕上がっている。
もう少し低速域に粘り感があった方が、
KATANAっぽいかなって思うけど、これが最新の切れ味なのだろう。

あまり長く車両をお借りするのも申し訳ないし、
今回はまず、取っ掛かりのしやすいサイレンだーから手をつけてみるかな。
本来トルクを出すために長めの設定にしたいところだけど、
このルックスを考えると超ショートの方が似合いそう。

ってことで、今回の開発コンセプトは
『超コンパクトだけどトルクを落とさせない』ってところかな。

SP忠男開発チーム

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CB400SB/SF (2BL-NC42) TwoTailマフラー編 其の伍

★心からの『気持ちイー!』を手に入れることができた★

すっごいなあ! 
うちの開発チームは集合部を徹底的にいじって
4000rpmの滞りを完璧にクリアーにして
更に綺麗なトルクラインに仕上げてくれた。

ものすごい時間をかけ、何度も何度も集合部を作り変えて、
容積を変え、4in2in1の2の集合タイミングを
ミリ単位で調整し素晴らしい特性に仕上げてくれた。
全くコストなんて考えていない 職人の意地だ。

おかげで心からの『気持ちイー!』を手に入れることができた。
まるで、600ccクラスのマシンに乗っている感覚だ。
力強い走りの質感が半端ない。
このマシンすでに400ccの領域ではない。価値あるマフラーだ。
サウンドも今までのマフラーとは全く違う低音の中に凄みが存在する。
この性能にバッチリあっている。
さあ、このtwotailのマフラーがついた車両を今月末から試乗車として
各地のイベント会場に持ち込むぞ。
CB400オーナーのあなたには絶対乗っていただきたい一本だ。

ただ、性能に思いっきりこだわって
各部にコストを無視した作りになっているから、いくらになるかわからない。
多分金額を気にする人にはあまり勧められないかな・・・。
でも、半端な性能の製品は出したくないし仕方がないか。

SP忠男開発チーム

製品の詳細はこちらからご覧いただけます。
お求めの際はこちらからもご購入いただけます。

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スペシャルパーツ忠男(SP 忠男)| オートバイ・バイク・二輪車、オリジナルマフラー公式サイト

オートバイのオリジナルマフラーを中心にバイク・二輪車のスペシャルパーツを開発しお届けします。
”気持ちイー!”で世界中のライダーを愉快にさせるために。
MT-09、MT-07、YZF-R25、XSR900などの交換用マフラーを取り揃えています。
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