忠さんが陣頭指揮をとってマフラーを開発していく実際のストーリー|マフラー開発奮闘記

ROYAL ENFIELD METEOR 350編 其の四

  • 投稿日時:2025年02月10日
  • カテゴリー:METEOR350

★クラシックとメテオのパイプは共通にならない★

なるほどね・・・・
少しだけ想像はしていたけどこんな感じか。
クラシック350は割と低い回転からゆたかで、
おおらかなトルク特性を持っている。
トップ5速50Km/h前後が気持ち良く走れたので、
この速度域までは少し上乗せする程度のトルクを引き出し、
60Km/h以上のパワーを上乗せしていくことで、速度を伸ばす。
そんな特性にこのPOWERBOXパイプを開発したんだ。

だけどメテオ350は、圧倒的に低速域のトルクが薄く、
クラシック350の様に5速50Km/h前後で
走っていてもそんなに気持ち良くない。
この状態でクラシック350用POWERBOXパイプを装着すると
低速のトルクが余計細く感じて、ただただ高回転型になってしまう。
しかしフライホイールが重いので、
高回転域まで上手くつながらないし全然気持ち良くない。

巷の情報では、クラシックもメテオもどちらも
エンジンから特性まですべて同じって、聞いてたけど全く違う。
どうなってるんだ?
この状態だとクラシックとメテオのパイプは共通にならない。
メテオ用はもっと低い回転域雄大なトルクを引き出し、
そのトルクを高回転域に上手く繋げるように工夫をしなけばいけないな・・・。

SP忠男開発チーム

 
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CL250編 其の伍

  • 投稿日時:2025年02月07日
  • カテゴリー:CL250

★これがPOWERBOXパイプの特徴ね★

なんだこれ?300cc? 350cc?
全然違うね、このトルク感。
しかもPOWERBOX(廃棄ガス膨張室)を何度も何度も調整して、
引き出したトルクラインが秀逸で、ものすごく心地良い。
い〜ねぇ〜

低い回転から余裕のトルクを引き出したから、
スタンダードのように高回転まで引っ張らなくても
低い回転でトントントンとシフトアップ出来る。
このゆとりが嬉しい。
長距離走ったら燃費に結構良い影響が出そうだね。
ありがたいありがたい。
そんでもってトントントンて6速50Km/hからは、
ほとんどオートマチック感覚。
アクセルだけで心地良く、どこまでもどこまでも
この感覚がみんなに愛されるSP忠男特有の心地良さなんだ。

しかも高回転域もちゃんと爽快にパワフルに回転が上昇していく。
こんな特性で日本中の端から端まで、
山でも海でも自由に走り回ったら、最高だね!

ただただ普通に走っているだけなのに不思議となんだか、
心がスカッと晴れるんだ。これがPOWERBOXパイプの特徴ね。

またSP忠男浅草店やあちこちの会場で
ライドオンキャンペーン快感体感試乗会を実施するから
冷やかし半分で乗って見て。絶対だよ
ライドオンキャンペーンの詳細はこちらから 

SP忠男開発チーム

製品の詳細はこちらからご覧いただけます

 
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GB350C編 其の参

  • 投稿日時:2025年02月07日
  • カテゴリー:GB350C

★全く連動していかないあの感覚がもっとひどくなった★

クラッチを繋いで、走り出す。
へ〜そうなんだね。気持ちイーじゃん!

おっと、スタンダードで気になっていた3速35Km/hや
4速40Km/hのあの右手とエンジン回転が
全く連動していかないあの感覚がもっとひどくなった。
多分、スタート直後のトルクラインが山形になったせいで、
逆にその上の速度域のラインに大きな谷ができてしまったようだ。

おかげで、走りがめっちゃ気持ち悪い。
さあ、どうやって対処しようかな。

SP忠男開発チーム

 
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ZX-4R/RR POWERBOX編 其の壱

★サイレンサーが小さすぎるのかなぁ?★

限りなく縮小、限りなく軽量で、
限りなく心地良いパワー、限りなくGOODサウンド。
そんなことを目指して開発をしているけど・・・
なかなかうまくいかない。
排気量が400と言えば、しっかりと性能を引き出して、
しっかりいい音をさせて、
それがなかなかうまくいかない。
やっぱり、サイレンサーが小さすぎるのかなぁ?

SP忠男開発チーム

 

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GB350C編 其の弐

  • 投稿日時:2025年01月28日
  • カテゴリー:GB350C

★GB350用POWERBOXを加工してGB350Cに装着してみた★

まずは他とは全く違った『気持ちイー!』に特化した特性が人気の
GB350用POWERBOXを加工してGB350Cに装着してみた。
その走りはどうかな・・・・

SP忠男開発チーム

 
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CL250編 其の四

  • 投稿日時:2025年01月28日
  • カテゴリー:CL250

★4速50Km/h付近で回転に大きな淀みが★

いいね、いい線いってるね。 
今度の試作は、低い回転から気持ち良く
右手の捻りにエンジンが追従していく。気持ちイー!
えっ! なんだ?
4速50Km/h付近で回転に大きな淀みが、、、
ここだけ、ここだけが気持ち悪い。
ここだな、ここを改善すればいいんだな!
次の試作が楽しみだ。

SP忠男開発チーム

 
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CL250編 其の参

  • 投稿日時:2025年01月22日
  • カテゴリー:CL250

★どこの回転域に変化が現れるかをほぼ完璧に把握が出来た★

一からすべて作り直す覚悟で、パイプ内の膨張室の容量や
パイプ径をどんどん変えて特性を作ってみた。
すごいね、すごい高速型のCL250になってしまった。
これはこれで、すごいと思うけど、製品としては落第生だね・・・。

しかしながら、この開発のおかげでどこをどういじると、
どこの回転域に変化が現れるかをほぼ完璧に把握が出来た。
多分、次はかなりいいところまで持って行けそうだね。
次の試作が楽しみだ。

SP忠男開発チーム

 
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2023~PCX160編 其の伍

  • 投稿日時:2025年01月14日
  • カテゴリー:PCX160 23

★わずかなアクセル開度で車体が、スゥーって爽快に心地良く加速をしていく★

あれから予測もしなかった速度域にトルクの谷が現れ、
それを消すためにかなり試行錯誤苦労したけど・・・・

いいね!  
わずかなアクセル開度で車体が、スゥーって爽快に心地良く加速をしていく。
そうそう、これこれ、この感覚がPURESPORTなんだ。 
この感覚はちょっとやそっとでは真似が出来ないSP忠男気持ちイー!の原点なんだ。 

2023~PCX160のオーナーにはきっと気に入ってもらえると思うな。
完成だ。
また、このPURESPORTはライドオンキャンペーンで、
試着用のマフラーを用意して体感できるようにするので、
あなたにはぜひ乗ってもらいたいな。

快感体感試乗会 ライドオンキャンペーンの情報はこちらからご覧いただけます。 

製品の詳細はこちらからご覧いただけます

SP忠男開発チーム

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CL250編 其の弐

  • 投稿日時:2025年01月14日
  • カテゴリー:CL250

★全てがスカスカな感じ★

まずは、同じエンジンを使っているレブル用の
パワーボックスパイプを加工して、試作モデルを作ってみた。

なんだこれ?ひどいな、全然トルクがあがらない。
エンジンが全く粘らない。
レブルとサイレンサーの位置が違うので、
パイプからサイレンサーの排ガス出口までの全長が変わるから、
若干、違低速寄りの出力特性になるかなぁ、
なんて想像していたけど、全く違う。
全てがスカスカな感じ。
低い回転域から高回転域まで使える回転域はひとつもない。
少しレブルと同じエンジンということで期待をしていただけに・・・。
さあ、困った。
どうする、どうする???

SP忠男開発チーム

 
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CL250編 其の壱

  • 投稿日時:2025年01月10日
  • カテゴリー:CL250

★300cc並のトルクフィーリングを引き出せるんじゃないか★

取り急ぎノーマル状態のCL250に乗ってみた。
ストリートから、フラットダートまで。

いいね、これ。
軽くてよく走って、面白い。 
気に入った。

これならモチベーション高く開発に取り組めるよ。
いずれにしろ依然アジアンライダー好みの出力特性で・・・ 

本来、HONDAのこのエンジンは、とてもポテンシャルが高く、
もっともっと日本の道を悠々と走れる、
日本人好みのずぶといトルクを引き出せるんだ。
個人的には、今のこのノーマル状態での走りの感覚は、
180ccクラスにすら感じてしまう。
本来の性能、これを基準にすると
300cc並のトルクフィーリングを引き出せるんじゃないかと考えている。
さあ、がんばるぞ!

SP忠男開発チーム

 
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