TRICITY125 18 | 忠さんのマフラー開発奮闘記

TRICITY125 其の六

★大きなゆとりと安心感を与えてくれる最高の特性だ★

パイプの長さを調整し、サイレンサー内部を変更し、
サブチャンバーBOXの取り出し位置や容量を探求し、
作っては走り、走っては測り、
何度も何度も繰り返して、やっとできた!

高速域に力強く引っ張っていく雄大なパワー、
アクセルOFFからONにしたときのタイムラグを抑え
快適に安全に交通の流れに乗れる特性は
ライダーに大きなゆとりと安心感を与えてくれる最高の特性だ。

そして、何より実用速度域の胸のすく加速力と快感の走り!
この走りはパーフェクトだ。
2018のトリシティ125で欲しかった走りが
すべて満たされている。
一回り大きくなったパワー&ゆとりの加速が出来たトリシティは
最高の相棒になってくれると思うな。
 
忠 

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TRICITY125 其の伍

★高速の清々しく伸びていく感覚が足りないんだ★

実際に走らせてみた・・・。
まずは信号からのスタート。
うん、いいね。かなり軽くなっている。

信号から一つ目を左折
・・・ 右手とエンジンの連動が素晴らしいスムースに曲がれる

車の後を追従 
・・・ アクセルをほんの少し捻るだけでスゥーっと
前走車両についていける。この特性はNMAXに肩を並べた。
これはすごい、これはいい!
ストレスがスゥーと消えていく! 
ここがスクーターの気持ちイー! を引き出すために
最も重要なポイントここは無事クリアー 

40Km/h~50Km/hからの追い抜き 
・・・充分すぎる加速力だ。
追い抜き時の安心感が全く違う。
これは安全を考えた際にかなり大切なポイントだ。

50Km/hから最高速までの高速の伸び 
・・・うぅ〜む、惜しい。イマイチ。
シャーシダイナモ上でスタンダードより充分出力は上回っている。
確かに最高速もわずかだが伸びた。
しかし、ここの速度域のパワーラインの角度が
若干なだらかになっていたんで、
予測はしていたんだけど案の定、
高速の清々しく伸びていく感覚が足りないんだ。
ここは改善の余地があるぞ。

忠 

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TRICITY125 其の四

★理想的なパワーラインを示すようになった★

苦労の甲斐あって
30Km/h~60Km/hの特性が理想的なパワーラインを示すようになった 
これは楽しみだ。
さあ、実際の走行フィーリングはどんなものかな。

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TRICITY125 其の参

★エキゾーストパイプの長さ太さを変えながら、理想的な特性をさがす★

今、30Km/h~60Km/hを中心に
更なるパワーを引き出すために試行錯誤取り組み中!

基本的なエキゾーストパイプの長さ太さを変えながら、
理想的な特性をさがす
シャーシダイナモ(出力特性測定器)を使って
変更後の特性変化を調べる
この作業を何十回となく繰り返す。
場合によっては100回を優に超えて来る。
根気のいる作業だ。


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TRICITY125 其の弐

★シグナスXやNMAXのフィーリングにはまだ追いつかない★

すまずはブルーコアエンジンで同じ系統だから
NMAXのマフラーを試してみた!
・・・・・・・。

スタンダードより40Km/h~60Km/hの加速がよくなった。
高速の伸びも中々いい。
しかし、シグナスXやNMAXのフィーリングにはまだ追いつかない。
30Km/h~60Km/hを中心に
さらなるパワーを集中させなけらばならないな。

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TRICITY125 其の壱

★どうしてもかなり大きくアクセルを開かなくてはならない★

すっごくいい!さすがブルーコアエンジンだ!
新型になってかなり速くなった。
サスペンションも少し良くなった気がする。
ギャップの乗り越えでも格段に進歩しているんだ。
このLMW最高だね!

あと求めるとしたら、この若干重めのウェイトを
軽く押し出すスタートの加速力と
30Km/h〜50Km/hくらいで走っている時に前を走る車に
追従しようとすると、どうしてもかなり大きくアクセルを開かなくてはならない。
ここに少しストレスを感じるこの部分の改善かな。
まあ、NMAXやCYGUNUSXの走りを体験したことのない人には
気にならない程度かもしれないが・・・・

そうだ。
今回の開発目標は目指せNMAXやCYGUNUSX並みに
に小さなアクセル開度でスゥーッと前の車に
ついて行けるゆとりのパワーって感じかな。
うん、そんな感じだ。

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TRICITY125 序章

★ブルーコアエンジンになってパワーも期待できる★

我が社に久しぶりのトリシティ125がやってきた。
今度の新型はまたがった時の膝と車体とのクリアランスが
とても大きくなってゆったりとしたポジションが快適そうだ。
エンジンも新たにブルーコアエンジンになって
パワーも期待できる。
さあどんな走りになったのか楽しみだ!

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