PCXeSP 燃費編 | マフラー開発奮闘記

PCX eSP 燃費がよくなるってほんと!編 序章

★燃費が上がるなんて★

最近、PCXやCygnusXのPURE SPORTマフラーを装着されたお客様から
ゴールドエンブレムを着けたら燃費が良くなった!っていう
アンケートハガキが相次いで、届いているんだ。
マフラーを変えて燃費が上がるなんて、にわかには信じられないだろ!
俺もそう思うよ!
お〜い、面白いから誰か調べてくれないか!

 


PCX eSP 燃費がよくなるってほんと!編 其の壱

★ビーカー抱えて運転する?★

燃費を測るだけで、何をそんなに手間ってるんだ?
燃料パイプに注射器みたいなやつを突っ込んで、
減った分を測ればいいんじゃないか!
えっ?キャブレターじゃないからそんなに簡単にはいかないって?

まずは、
ガソリンタンクの中に埋め込まれた燃料ポンプを取り出して
ビーカーにいれたガソリンを吸い上げさせる、
精密計りで0.1グラム単位で計測して、
1リッター当たりの走行距離を算出し割り出す。
ふ〜ん、なんだか本格的なんだな。
てことは、ビーカー抱えて運転するってことか?
危ねえなぁ~。

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PCX eSP 燃費がよくなるってほんと!編 其の弐

★実走行に近い状態をつくり出し測定します★

まずは、ビーカーにガソリンを注ぎ
精密計りで総重量をピッタし2000gに合わせます!

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ガソリンタンクの内部から取り出した燃料ポンプを、
車体の横に置いたビーカーに入れ、フューエルインジェクション(燃料気化器)に
燃料を送りこの状態でローラー上を走らせます。
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極力実走行の条件に近づけるため
駆動輪を10%の負荷をかけたローラーに載せ60Km/hで走らせます。
オートバイの燃費測定方法は“定地走行燃費”と呼ばれ、
60Km/h定速走行時における燃費を測定します。
一定速度といえどもビーカーを抱えて走ると怖いもの知らずの僕でも
ガソリンをかぶると冷たいだろうし、たぶん臭いし、
とても危険な気がするので今回はシャーシダイナモという機械を使い
実走行に近い状態をつくり出し測定します。
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景色の変わらないシャーシダイナモ上をあまり長い時間走らせるのは、
僕的にかなり苦痛なので、走行距離を何とか我慢の出来る15Kmに設定し
逆算で燃費を算出していこうと考えております。
まあ、そんなに簡単に燃費が良くなるなんてことは考えられませんが・・・・
結果は乞うご期待!
面白い事と好きなことだけ担当:大泉 善稔
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PCX eSP 燃費がよくなるってほんと!編 其の参

★燃費は1リッターあたり、『42.9km』★

まず、10分間ほど10%の負荷をかけた状態で暖気運転をおこないます。
続いて新車出荷時から着いている純正マフラーで、“定地走行燃費”を計ります。
最初は大きな洗濯バサミのような物をアクセルグリップに
くっつけて自動走行をさせようと考えました。
しかし、それは無駄でした。
アクセルグリップを固定しておくと
速度は勝手に上がったり下がったりして一定になりません。
仕方がないので実際にまたがってアクセルグリップをもって、
測定速度の60Km/hからプラスマイナス1Km/h以上離れないようにして計測をしました。

これが結構大変です!
微妙なアクセルワークで速度は敏感に反応します。
何度かやり直した結果走行15Kmの間一度もプラスマイナス1Km/hを超えることなく測定終了。
燃料ポンプのガソリンをビーカーに戻し残ったガソリンを精密ばかりで計ると
『1737.7g』

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最初に有ったガソリンはちょうど『2000g』だから、
使ったガソリンは『262.3g』
ガソリンの比重75%で換算してこのときの燃費は1リッターあたり、『42.9km』
さすが、10%の負荷を掛けたといえ、アクセル一定の“定地走行燃費”
そこそこ良い数字をたたき出した。
さあ、次はゴールドエンブレムだ。プレッシャーがかかるな、どきどきするぜ!

面白い事と好きなことだけ担当:大泉 善稔


PCX eSP 燃費が良くなるってほんと!編 其の四

★燃費は1リッターあたり、『42.9km』★

では、今度は引き続き、新車出荷時から着いている純正マフラーを外し、
現在好調な売上を記録している、PURE SPORT”S” ゴールドエンブレムに交換し、
同じように測定機のローラーに10%の負荷をかけた状態で“定地走行燃費”を測定開始。

今度はこの測定回転域のパワーがかなりあがっているせいか、
もしくはフラットな出力特性のせいか、
アクセルグリップをほとんどON,OFFすることなく、
スムーズに60Km/hをプラスマイナス1Km/h以内のスピードをキープすることができ、
快適に測定終了。

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前回と同じように燃料ポンプのガソリンをビーカーに戻し、
残ったガソリンを精密量りで量る。
すると今度は『1744.9g』に。

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テスト前に量ったガソリンはちょうど2000gだから使ったガソリンは『255.1g』
ガソリンの比重75%で換算して、このときの燃費は1リッターあたり『44.1km』
え~っと、 新車出荷時のマフラーの燃費はいくつだったっけか?

『42.9Km!』 
あっそう・・・・。
それって、なん%アップなの?
『約103%!』 
ふ~ん・・・・。

大泉


PCX eSP 燃費がよくなるってほんと!編 其の伍

★平均値を出してみようよ!★

燃費44.1Kmで新車出荷時に
ついているマフラーは42.9Kmに比べて103%の燃費アップ。
そりゃあすごいよ!

すごいと思うけどさぁ。
たった、一回較べた結果で判断するのは早すぎるんじゃないか?

最低でもあと2~3回くらい両方のマフラーを付替えて
同条件でテストしないと正確では無いでしょう!
日を改めてノーマル3回、PURE SPORT3回を
順番に繰り返して、平均値を出してみようよ!”

 


PCX eSP 燃費がよくなるってほんと!編 其の六

★マフラーを変えただけで8.4%燃費が改善★

おれはさぁ~ こういう単純作業の繰り返しって得意じゃあないんだよね。
しかも一回につきダイナモ上15Kmを3×2=6本も
しかもしかも60Km/h±1Km/hをキープするために
スピードメーターとにらめっこ・・・・・淡々と・・・・淡々と。
まぁ、しょうがないよな。言い出したのはおれだし、
みんな忙しそうなふりをしているし、しょうがないよな・・・・・。
だけど、おれだって、そんなには暇じゃないし、
これが分かったからと言って、なにが変わるわけでもなく・・・・・。
ふ~ん。あそぉ~、
そのあと燃費はどうなったのかって、問合せが来てるの!
 あっそぉ~。やるよ、やる。今日やるよ。
ということで、再度工場へやってまいりました。
それでは、時間がもったいないので、粛々と作業に取りかからせていただきます。
まずは、シャーシダイナモに車両を載せて、ローラーに10%の負荷をかけ
時速60Km/h±1Km/hでアクセルキープ15Km走行
ノーマルマフラー一回目
消費した燃料 284.6g 比重設定を75%にすると 379.5cc
今回の燃費はリッターあたり39.5Km
続いて
PURE SPORT 一回目
消費した燃料 261.5g 比重設定を75%にすると 348.7cc
今回の燃費はリッターあたり43.0Km
次にノーマル二回目
消費した燃料 304.7g 比重設定を75%にすると 406.3cc
今回の燃費はリッターあたり36.9Km

PURE SPORT二回目
消費した燃料 279.8g 比重設定を75%にすると 373.0cc
今回の燃費はリッターあたり40.2Km

ノーマル三回目   
消費した燃料 309.1g 比重設定を75%にすると 412.1cc 
今回の燃費はリッターあたり36.4Km

PURE SPORT三回目
消費した燃料 287.2 比重設定を75%にすると  382.9cc
今回の燃費はリッターあたり39.2Km


それでは両者それぞれの平均燃費を計算してみましょう!
 ノーマルマフラー装着車輌の平均燃費は
ジャカ、ジャカ、ジャカ、ジャカ、ジャカ、ジャ~~~ン!
リッターあたり37.6Km
続きまして
 PURE SPORTマフラー装着車輌の平均燃費は
ジャカ、ジャカ、ジャカ、ジャカ、ジャカ、ジャ~~~~ン!
リッターあたり40.7Km
ということは~~!
PURE SPORTゴールドエンブレムマフラーは
ノーマルマフラーの定地走行燃費より108.4%上を行ってる!

すっごい!マフラーを変えただけで8.4%燃費が改善されるなん
驚きだね Newsだね!
世の中の常識がひっくり返るね!
お客様からのアンケートハガキの情報がここで証明されたね
いや~あ 驚いた!
それで、 これからどうするぅ~?
面白い事と好きなことだけ担当:大泉

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