CRF250L 2021〜編 其の四
- 投稿日時:2021年06月07日
- カテゴリー:CRF250L 2021~
★ライダーが無意識のうちにストレスを感じているこの感覚だ★
いいね! やっと基本的なトルクラインと出力特性が完成した。
あれから、何本太いパイプと細いパイプの長さの違う組み合わせを作ったかわからない。
その度に走らせて、その体感を記録に残すために
シャーシダイナモ(出力特性測定器)にかけて、できあがった。
この作業が最高に楽しい。
どんどん変化していくと、その度にワクワクが倍増していくんだ。
さあ、ここからが本当で、一番手間のかかる領域に入ってくる。
これからの課題は、一番最初にこのマシンに乗った時のあの感覚の解消だ。
そう、以前のモデルもその前のモデルもあったこの感覚。
ライダーが無意識のうちにストレスを感じているこの感覚だ。
これを取り除いてあげると、このフォルツァは、すぅっと、ストレスが消えて
『気持ちイー!』 って声が自然と湧いてくるようになるんだ。
この隠スパイスの利かせ方がSP忠男の真骨頂なんだ。
ここからが最高に楽しみだ。
SP忠男開発チーム
★高速域の伸びが引き出せるかの確認を行なっていこう★
CRF250Lをよく知るために乗って、乗って、乗って、感じてみた!
基本的には全く非の打ち所がない。
だけど、なんとなく4000rpm付近がもやもやした気分になる。なんだろう。
あと、マシンのあたりが、ついていないせいもあるのかもしれないけれど、
高速域の伸びが、もう少しあったほうが、気持ちがいいかも入れないな。
とういうところで、まずはたたき台として、
一つ前の形のCRF250Lのパイプを引っ張り出してきた。着くかなぁ?
おっと、太さも、長さも、見事なくらい全く違う。たたき台になりません。
いずれにしろ、4000rpm付近のトルク特性を整えるために
少し長くして、低速の強化と、太いパイプに置き換えて、
高速域の伸びが引き出せるかの確認を行なっていこう。
SP忠男開発チーム
★それぞれの速度域でストーリーを創ることができた。★
長かったね。やっと、泥沼から抜け出せた。
50Km/hの広範に生まれたトルクの谷、気にしなければ気にならないけど、
気にし始めると、なんだかモヤモヤ気持ち悪いんだ。
開発メンバーには迷惑をかけたけど、
やっぱり、この谷をフラットにできてよかった。
とても爽快な気持ちなんだ。
多分、毎日乗っているPCX125のオーナーなら、
感じ取れると思うモヤモヤだったから、解決できてよかった。
当初予定通り40Km/hまでのゆとりあるトルクライン、
そして、そこを超えてわずかなスロットル開度で、
グングン上乗せされて加速をしてく。
ライダーの右手に、ほんの僅かタイムラグを残して、
追従していくアクセルフィーリングは、決してライダーを急かさない。
ライダーの心に常にゆとりを提供し、ストレスを飛ばしてくれる。
この感覚が最高に気持ちイー!
走り出した直後から、最高速に至るまで、
それぞれの速度域でストーリーを創ることができた。
とても良い出来のマフラーを創ることができた。
このマフラーを装着したPCX125を用意して、
また各地の快感体感試乗会ライドオンキャンペーンを実施するから、
気になったら乗ってみてください。
ライドオンキャンペーンの日程など詳細はこちらから。
SP忠男開発チーム
スペシャルパーツ忠男(SP 忠男)| オートバイ・バイク・二輪車、オリジナルマフラー公式サイト
オートバイのオリジナルマフラーを中心にバイク・二輪車のスペシャルパーツを開発しお届けします。
”気持ちイー!”で世界中のライダーを愉快にさせるために。
MT-09、MT-07、YZF-R25、XSR900などの交換用マフラーを取り揃えています。
オートバイ、バイクのマフラーの交換、カスタムチューニングはお任せください。