忠さんが陣頭指揮をとってマフラーを開発していく実際のストーリー|マフラー開発奮闘記

08 T-MAX PURESPORT TwoTail編 其の七

  • 投稿日時:2018年05月15日
  • カテゴリー:TMAX 08

★マフラー装着後のスタイリングのかっこよさはドキドキさせるね★

 デザインを整える!
テールカウルの下のラインに合わせてカチ上げ感を消す。
少し、タンデムのかかとにパイプが近づいたが、許容範囲。
この項目をクリアしてバンク角を確保・・・・。
一からぜ〜んぶ作り替えたおかげで、ものすごく大変だったけど、
がっちり寝かしてもパイプが路面にすることは無くなった。okだ!
 あとはアンダーカウルの一部が、マフラーに少しあたるところがあるが、
ここをクリアーしょうとすると、どうしてもフランジナットが、
締め付け不可能となってしまう。
つまりマフラーを装着することが出来なくなってしまうのだ。
ループエキゾーストをやめパワーを捨てるか。
パワーにこだわってアンダーカウルの一部をカットするか・・・・。
 やっぱりパワーでしょう!
下の方であまりみえないところだし、ほんの数センチのカットだし、
俺自身としては我慢が出来る範囲かな。
またマフラー後部のステー取り出し用にタンデムステップの内側にある
黒いプラスチックカバーにも切り込みを一カ所ずつ入れることになる、
そのかわりマフラー装着後のスタイリングのかっこよさはドキドキさせるね・・・
 この辺のカットが気になる人はライドオンキャンペーンで
ぜひ実物を確認してみてから考えてほしいな。 
 それから集合部の容積を変え、排圧を調整することで
60km/h付近の加速のたるみが改善されたこれもとても良い!
よりバイクとの一体感がまして走りがわくわく楽しくなってきた。
この特性がPURE SPORTの売りなんだ。
音もサイレンサーの微調整で低い音量の
ビッグツインらしい快感サウンドも引き出すことが出来た。
これですべてが完成した!
あとは製品を待つのみだ。

 忠

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08 T-MAX PURESPORT TwoTail編 其の伍

  • 投稿日時:2018年05月15日
  • カテゴリー:TMAX 08

★この引き締まった顔★

マフラーの話じゃないんだけどさ、
俺はどうもこのT-MAXのスクリーンが好きじゃないんだ。
確かに風があたらなくて楽なんだけど、
まずジジくさい、
それから車の間を走ると距離感が、つかみづらいし・・・。

そうしたらさあ〜、あるじゃない、
ワイズギアからカッコいいやつがさ〜!
早速注文を入れて買ってみた・・・・。
どうよこの引き締まった顔。
距離感もばっちり最高だね!

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08 T-MAX PURESPORT TwoTail編 其の四

  • 投稿日時:2018年05月15日
  • カテゴリー:TMAX 08

★エキゾーストパイプをきれいに通す★

さ〜すがだね!
うちの開発スタッフの仕事は、はほれぼれするね。
誰が考えても通るはずがない場所に、
通るはずのないエキゾーストパイプを
何事もなかったようにきれいに通す。

 支えるステーがないところに、
ステーを引っ張りだしてきっちり固定。
も〜天才!
これで間違いなく、この製品を完成させることが出来る。うれしいね

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08 T-MAX PURESPORT TwoTail編 其の参

  • 投稿日時:2018年05月15日
  • カテゴリー:TMAX 08

★さらにデザインを作るのは至難の業★

ある程度、性能出しもスムーズに進み、
pure sport独特のスタートからのグッと出る加速感や
100Km/h付近からのグッグッとくる伸び気持ちがいいね!
だけどここで問題が・・・・
性能が早くからうまく引き出せたのはいいが、
ご存知の通りT-MAXのマフラーはもともと右側だけの一本出し、
僕たちのマフラーは左右二本出し、
左側のマフラーがバンク角やスタンドなどをクリアーしながら
いい位置に引き出してくるのは不可能に近いことが分った、
さらにデザインを作るのは至難の業。
う〜ん難しい。
どおする、どおする。

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08 T-MAX PURESPORT TwoTail編 其の弐

  • 投稿日時:2018年05月15日
  • カテゴリー:TMAX 08

★おいおいどこまでのびて行くんだ?★

何しろデザインをショート&コンパクトに仕上げながら
スタートからの加速を落とさないという、相反する内容を両立させる
(初速のパワーを犠牲にして高速のパワーを求める場合、
全体的に短めのマフラーに仕上げます。
またいまの流行でもある初速からパワーを引き出し
フラットにパワーが湧いてくるような特性を作るためには
マフラーの全長を長く仕上げるのが基本です)
ために採用したダブルループエキゾースト(管長を長く稼げる)その性能は・・・・・?

う〜ん。いいね!
シャーシダイナモ(出力測定器)上のパワーラインは、まずまずの出だしだな。
クラッチがつながった瞬間から、きれいにノーマルを上回りながら
しっかりのびて行く感じがいいね。
実際に走らせてみると特性的にはほぼノーマルと同じように
40Km/h付近までのスタートダッシュ、
そこから60Km/h付近までのパワーの横ばい。
そして、80Km/hからの強烈な伸びここら辺の感じはだいたい一緒だけど、
特に80Km/hからの強烈な伸びがちょっと違っていた。
マフラー変更後の08T-MAXはライダーが、
「おいおいどこまでのびて行くんだ?」って、
問いかけたくなるように元気なんだ。
この感覚がとってもいいね。

逆に問題点は音。
DUCATIの用な迫力のサウンドなんだけど・・・。
うるさい! もう少し、ジェントルに仕上げなければ。

現在の音量94dB(近接)

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08 T-MAX PURESPORT TwoTail編 其の壱

  • 投稿日時:2018年05月15日
  • カテゴリー:TMAX 08

★ダブルループエキゾーストを開発中★

今、俺が考えているのは、「two tail」
迫力のスタイリング&ピュアスポーツの加速力と言うことで、
まずは加速のためにダブルループエキゾーストを開発中。
こいつが出来れば、一件シンプルなデザインでありながら、
豪快な加速を実現してくれます・・・。
いやそのはず・・・・!

 楽しみ楽しみ早く乗りたいな。

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08 T-MAX PURESPORT TwoTail編 序章&動画

  • 投稿日時:2018年05月15日
  • カテゴリー:TMAX 08

まずは、この映像を見てくれ!
こいつが、完成するまでの開発ストーリーを紹介するぜ!

★やっぱりT-MAX★

やっぱりT-MAXだよな!
気軽に乗れるし、
そこそこ速いし、
楽しいし、
ツーリングは楽だし・・・・・。

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TMAX530編 其の伍

  • 投稿日時:2018年05月15日
  • カテゴリー:TMAX530

★アートな仕上がりのマフラーが誕生した★

さあ、
T-MAX530芸術的な性能に 
アートな仕上がりのマフラーが誕生した。

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TMAX530編 其の四

  • 投稿日時:2018年05月15日
  • カテゴリー:TMAX530

★ナチュラルなアクセルフィーリングと圧倒的な加速力を引きだすことに★

T-MAXは初期型から徹底的にいじり倒してきた車両だ、
どこをどういじると特性がどう変化していくかは
ほぼ完璧に把握している。
今回、絶好調に高回転で伸びて行くマフラーも作ってみたが、
もともとそんなに伸びるタイプのエンジンじゃないので、
どうも違和感を感じてしまう。
それに、高回転型に振ったチューニングを行なって
エンジンを壊している仲間が結構多いんだ。

そこで、高回転域の伸びはそこそこに抑えて、
その分ストレスを感じさせないナチュラルなアクセルフィーリングと
圧倒的な加速力を引きだすことに集中した。

これが当った!
スタートダッシュは絶好調!
コーナーリングもグイグイいくし極上のフットワークだ!
気持ちイー!
おもしろい!
かぁ〜るい!

若干50Km/hにパワーの谷が出てきたが
これはうちの天才スタッフがパイプの長さを調整して
すぐにフラットに仕上げてくれた。
あと,前のタイプではループさせたエキゾーストパイプが
干渉してフランジのナットを組み付けるのがとても大変だった。
今回は技術の進歩でこれも無くなった。 
極めて普通に組み込むことができるようになった。

さあ、あとは細部のデザインを整えて終了だ。
530オーナーの笑顔がたのしみだ。

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TMAX530編 其の参

  • 投稿日時:2018年05月15日
  • カテゴリー:TMAX530

★ループエキゾーストパイプ★

重量バランスにこだわりフットワークを良くし
しかも、カッコイ~ショートなスタイルに仕上げるにはこの部品が必要だ、
ループエキゾーストパイプ。

みごとな加速性能を引き出すために
何十種類もの長さを用意してベストを探っていくんだ。

この作業も大変だけど
完璧な性能に近付いていく行程が楽しい!

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