2018~SR400編 其の拾参
- 投稿日時:2018年12月24日
- カテゴリー:SR400 18~
★もう少し低い回転域からトルクを発生させないと★
今度はメインパイプの太さと長さの組み合わせを大胆に変更するように指示をした。
俺の感では太い方のパイプを30mmほど伸ばしその分細い方のパイプを縮める、
こうすることでトルクの山を少し高回転にずらし
3500rpmから5000rpm付近まで伸びてくれれば、
その回転はピークへ向けて綺麗につながっていくと思う。
今は低い回転域で無理やり重たいクランクシャフト、
そう弾み車を回しているけど息が続かない感じなんだ。
さあどうだ・・・・・。
やっぱりな! 思った通りだ。 かなりいい感じになってきた。
不思議なもので3500rpm~5000rpmの間に感じていた
ザッザッザッっといった振動がドゥッドゥッドゥッて感じに変化してきた。
なんだかいい傾向だ。
あと10mm太いパイプを伸ばしてくれないか!
・・・・・・。
いいぞ、全ての回転域がつながった。
スタートから重たいフライホイールを豊かなトルクでグングン回していく、
振動も角の取れた心地よいものに変化した。
だけど、実際、交通の流れの中でこのパイプを走らせてみると何かもの足りない。
なんだろう?
さすがにトップギアのまま、車の後ろについて走っているとしてしまう。
シフトダウンをしたくなってしまうんだ。
そうもう少し低い回転域からトルクを発生させないと
本当の意味での優雅な走りにはならないんだ・・・。
必要なのは2500~3500rpmではなく
2000~5000rpmまでの広く発生する綺麗なトルクラインだったことが今改めてわかった。
さあ、どうする。
忠