忠さんが陣頭指揮をとってマフラーを開発していく実際のストーリー|マフラー開発奮闘記

CL250編 其の参

  • 投稿日時:2025年01月22日
  • カテゴリー:CL250

★どこの回転域に変化が現れるかをほぼ完璧に把握が出来た★

一からすべて作り直す覚悟で、パイプ内の膨張室の容量や
パイプ径をどんどん変えて特性を作ってみた。
すごいね、すごい高速型のCL250になってしまった。
これはこれで、すごいと思うけど、製品としては落第生だね・・・。

しかしながら、この開発のおかげでどこをどういじると、
どこの回転域に変化が現れるかをほぼ完璧に把握が出来た。
多分、次はかなりいいところまで持って行けそうだね。
次の試作が楽しみだ。

SP忠男開発チーム

 
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2023~PCX160編 其の伍

  • 投稿日時:2025年01月14日
  • カテゴリー:PCX160 23

★わずかなアクセル開度で車体が、スゥーって爽快に心地良く加速をしていく★

あれから予測もしなかった速度域にトルクの谷が現れ、
それを消すためにかなり試行錯誤苦労したけど・・・・

いいね!  
わずかなアクセル開度で車体が、スゥーって爽快に心地良く加速をしていく。
そうそう、これこれ、この感覚がPURESPORTなんだ。 
この感覚はちょっとやそっとでは真似が出来ないSP忠男気持ちイー!の原点なんだ。 

2023~PCX160のオーナーにはきっと気に入ってもらえると思うな。
完成だ。
また、このPURESPORTはライドオンキャンペーンで、
試着用のマフラーを用意して体感できるようにするので、
あなたにはぜひ乗ってもらいたいな。

快感体感試乗会 ライドオンキャンペーンの情報はこちらからご覧いただけます。 

製品の詳細はこちらからご覧いただけます

SP忠男開発チーム

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CL250編 其の弐

  • 投稿日時:2025年01月14日
  • カテゴリー:CL250

★全てがスカスカな感じ★

まずは、同じエンジンを使っているレブル用の
パワーボックスパイプを加工して、試作モデルを作ってみた。

なんだこれ?ひどいな、全然トルクがあがらない。
エンジンが全く粘らない。
レブルとサイレンサーの位置が違うので、
パイプからサイレンサーの排ガス出口までの全長が変わるから、
若干、違低速寄りの出力特性になるかなぁ、
なんて想像していたけど、全く違う。
全てがスカスカな感じ。
低い回転域から高回転域まで使える回転域はひとつもない。
少しレブルと同じエンジンということで期待をしていただけに・・・。
さあ、困った。
どうする、どうする???

SP忠男開発チーム

 
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CL250編 其の壱

  • 投稿日時:2025年01月10日
  • カテゴリー:CL250

★300cc並のトルクフィーリングを引き出せるんじゃないか★

取り急ぎノーマル状態のCL250に乗ってみた。
ストリートから、フラットダートまで。

いいね、これ。
軽くてよく走って、面白い。 
気に入った。

これならモチベーション高く開発に取り組めるよ。
いずれにしろ依然アジアンライダー好みの出力特性で・・・ 

本来、HONDAのこのエンジンは、とてもポテンシャルが高く、
もっともっと日本の道を悠々と走れる、
日本人好みのずぶといトルクを引き出せるんだ。
個人的には、今のこのノーマル状態での走りの感覚は、
180ccクラスにすら感じてしまう。
本来の性能、これを基準にすると
300cc並のトルクフィーリングを引き出せるんじゃないかと考えている。
さあ、がんばるぞ!

SP忠男開発チーム

 
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CL250編 序章

  • 投稿日時:2025年01月08日
  • カテゴリー:CL250

★『気持ちイー!』走りのチューニングやってみますか!★

最近、なぜだかCL250用パイプのリクエストが増えてきているんだ。
ある程度、距離を乗ったユーザーから、このルックスを壊さないで、
一つ上の『気持ちイー!』走りを求めているんだそうだ。
あと純正のエキゾーストパイプの色が、
重たく見えていやだっていうユーザーからのリクエストもあった。

じゃあ、SP忠男流の『気持ちイー!』走りのチューニングやってみますか!

SP忠男開発チーム

 
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2023~PCX160編 其の四

  • 投稿日時:2025年01月08日
  • カテゴリー:PCX160 23

★トルクの盛り上がるタイミングと強さを探っていく★

アクセル開度に対する加速のフィーリングは、ライダーを走らせて、
実際にトルクの盛り上がるタイミングと強さを探っていく。
基本的にパイプの長さを変えながら調整していく作業だが、
いちいち金属のパイプをカットし、
または溶接で繋いでいく工程はとても手間がかかるんだ。
開発には忍耐を強要される。
さあ、あとどれくらい繰り替えせば結論に辿り着けるのか・・・。

SP忠男開発チーム

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2023~PCX160編 其の参

  • 投稿日時:2024年12月26日
  • カテゴリー:PCX160 23

★この遥かに大きいアクセル開度はストレスになる★

やっぱり気になる・・・・。
多分、ADVのPURESPORT装着車両の
あの素晴らしい完成度を体験していなければ、
このマフラーでOKだったと思う。

今販売しているPURESPORTの装着された、
ADVに乗ると明らかにこれよりもっと『気持ちイー!』
これを知ってしまったら、このままPCX160用としては売れない。

何が違うかっていうと、アクセル開度による加速の違いだ。
ADVにPURESPORTを装着した車両は、
明らかに少ないアクセル開度でとても気持ちイー!加速をしてくれる。
しかし、このマフラーを2023~PCX160に装着すると、
アクセル開度は遥かに大きい。
最高のバランスを知ってしまうと、
この遥かに大きいアクセル開度はストレスになる。
ここはなんとか改善したいところだ。

SP忠男開発チーム

 
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GB350C編 其の壱

  • 投稿日時:2025年01月22日
  • カテゴリー:GB350C

★トコトコ走る感覚もなんとか残してあげたい気分なんだ★

まずはスタンダーダードで乗ってみた。
あれれ!前のモデルとは全然違う。
なんだかすごく速くなっている。
完璧なレトロスポーツって感じで、ルックスとは似つかわない気持ちイー!走り。
楽しいねこれ。
さて、これをどういじるかっていうと・・・

低速域のトルク特性かな。
多分前期モデルで日本のライダーから遅い遅いって、
さんざん言われたんでこの特性になったと思うんだけど、
これはこれですごく楽しい。
だけどGB350Cは、旧モデルにあったような高いギアを選択して、
低い回転域でゆっくりトコトコ走る。
こんな気持ち良さがあったのをすっかり忘れてるって感じ。
このルックスだから、このトコトコ走る感覚もなんとか残してあげたい気分なんだ。

たとえば、4速40Km/hあたりとか、5速50Km/h弱の速度域がモワモワして、
あまり気持ちよくなく感じているのは僕だけかなぁ?
きっと、この辺のトルク特性を綺麗に整えてあげると、
今までの経験上、ものすごくホッとした感を引き出せると思うんだ。
これを引き出せたらGB350Cの開発は、ほぼ成功だね。 

お天気の良い昼下がり、家をでて走り出す。
ホッとした不思議な感覚に包まれて、トコトコトコトコ。
気がつくと田舎の道をのほほぉ〜んとした気持ちでトコトコトコ。
完璧に心を解放した状態で走り続ける。
そして、一息ついたら高速を使って、爽快なスピードでヒューっと帰宅。

あなたの週末を今以上に心を解放させるお手伝いがしたいな。
心が空っぽになるようにPOWERBOXパイプで。

SP忠男開発チーム

 
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2023~PCX160編 其の弐

  • 投稿日時:2024年12月17日
  • カテゴリー:PCX160 23

★ステーのみ専用設計にして販売しても全然遜色ないと思う。 ★

ADVと同系統のエンジンだけに
このマフラーもかなりいい線いっている。
ステーのみ専用設計にして販売しても全然遜色ないと思う。 
2023~PCX160のスタンダードで、
わずかに感じる50Km /h付近の加速の淀みも綺麗に修正され心地良い。
加速フィーリングも素晴らしい。
このままで大丈夫か・・・。

SP忠男開発チーム

 
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ROYAL ENFIELD METEOR 350編 其の参

  • 投稿日時:2024年12月17日
  • カテゴリー:METEOR350

★パイプの曲げるタイミングを修正して★

改めて、長さや太さを一切いじらず、
パイプの曲げるタイミングを修正して・・
さあ、その走りは?

SP忠男開発チーム

 
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