忠さんが陣頭指揮をとってマフラーを開発していく実際のストーリー|マフラー開発奮闘記

ZZR1400編 其の伍

  • 投稿日時:2018年05月14日
  • カテゴリー:ZZR1400

★もう少し太めのトルクと、正確なピックアップそして綺麗なパワーラインが必要だ。★

さあ前回のテストのあと
もっともっとパワーバンドの広いやつを作ってくれって伝えておいたんだ!
1000rpmから反応してその直後くらいからズバッとパワーが出てくるようなやつを、
そうあの隼のダッシュに対抗できるような凄いやつを・・・。
さあ2本目のテストです。
「うん」
「おっ」
 いいね〜。
かなり良いよ。
今回は3000rpmからズゴォーー!
他一気に加速をしていってくれるんだ!
これはきもちいい何のためらいもなく5000rpmを超えて
綺麗にスペシャルゾーンへと運んでくれるこれは良い、
ただ3000rpmまでの特性がいまいち安定しない。
ノーマルよりは良いもののまだまだトルクが薄く、
ツーリングなんかで高いギアに放り込んでのほほ〜とは行かない、
当然右手に連動してリヤタイヤの回転がスパッと付いてくるところまでは行かない、
もう少し太めのトルクと、正確なピックアップそして綺麗なパワーラインが必要だ。
大まかなところはおもいっきり楽しくできてきたけど・・・
俺がマフラー作りで一番こだわるのは1000rpm〜3000rpmまでのあいだの特性。
ここを上手く作れるかどうかで
オートバイが楽しくなったり、つまらなくなったり、軽くなったり、重たくなったり、決まってしまうんだ、
さあ次の試作はこの部分をおもいっきり掘り下げるぞ!

ZZR1400編 其の四

  • 投稿日時:2018年05月14日
  • カテゴリー:ZZR1400

★小手先だけの特性じゃあ だまされない。★

さあやっと第一発目の試作が上がって参りました!
きっちり自分の意向を伝えておいたからこのときがたーいへん楽しみでした。
じゃあ乗ってみます。
Ok!・・・良い感じ・・・良くできてる!
ノーマルマフラーに比べて、2000rpmくらいから何となくパワフル、
3500rpmくらいから明らかにパワフル、
4000rpmから本当にパワフル・・・
良いね、大人を忘れるね・・・!
でもこのマシンを操るライダーたちは結構上手い連中が多いんだ、
こんな小手先だけの特性じゃあだまされない。
もっと実践常用域を煮詰めなければだめなんだ、
1000,2000,3000,4000、
この回転域をもっともっとパワフルにそしてそのままの勢いで
スパルタンな5000rpmオーバーゾーンへ突入させるんだ!
こんな性能が最高さ!

* マフラー変えたら3000rpm付近に谷が出来るなんて
ぐじぐじ悩んでる場合じゃあないぜ?!
スコーンと胸のすく愉快なマフラー、
凄いの作るからもう少し待っててくれよな。

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ZZR1400編 其の参

  • 投稿日時:2018年05月14日
  • カテゴリー:ZZR1400

★4000rpm超えた回転域に入っていく感覚は強烈★

俺も良識ある大人だし、
良識的な速度域でZZ-R1400を走らせてみたんだ。
するとイメージが全く違うね、
ZZ-Rの伝統ともいえる常用域でのパワーのなさ、
鈍くささが顔を出してくるんだ、
確かにスタートダッシュで4000rpm超えた回転域に
入っていく感覚は強烈だけど普段はあんまりそこを使わない、
と言うよりもそこを使うときは大人の良識を捨て、
ある意味命をかけないとな・・・

俺のPURE SPORTはこんな神経質な特性ではなく
図太い男カワサキ的な出力特性に仕上げていこうかな!

ZZR1400編 其の弐

  • 投稿日時:2018年05月14日
  • カテゴリー:ZZR1400

★オーナーなら分かると思う★

すっごい完成度だな。
さすがkawasakiのフラッグシップモデル。
今度のZZ-Rは文句なしで楽しいよ、
何が良いってまず加速だよな、
4000rpm後半からグヮーンとワープするその加速これが強烈最高!
コーナーリングもとっても素直でまるで腕が上がったようだぜ。
楽しいね・・・・んっ!あれ、
やばいぞ、
このバイク一番おいしい4000rpm後半からのパワーを使って走っていると
とっても楽しいんだけど、
とっても人には言えないような危険な速度域で走っているよな、

オーナーなら分かると思う「忠さんの開発裏話ZZR-1400編

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ZZR1400編 其の壱

  • 投稿日時:2018年05月14日
  • カテゴリー:ZZR1400

★俺だってまだ全開にしてないのに★

1400km!
もう少しで慣らしも終わり
ふふふんのふ〜ん!

ぷるるるる、ぷるるるる
「ハイ、えっ本当かよ?はいはい」ガチャンッ。
ツーツーツーツー・・・。
あしたライコランドの走行会で松戸直樹に
慣らしもかねてZZ-R1400を乗せるんだって、
俺だってまだ全開にしてないのにア〜ァ。

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ZZR1400編 序章

  • 投稿日時:2018年05月14日
  • カテゴリー:ZZR1400

★いやぁー買っちゃった!★

いやぁー買っちゃった!
久しぶりのGTマシンZZ−R1400。
ウォー
かっこいいー!
慣らし運転をさっさと終わらせて
速いところこいつの底力を確認してみたいもんだぜ!

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2018~PCX編 序章

  • 投稿日時:2018年05月14日
  • カテゴリー:PCX 18

★高級な雰囲気がプンプンしている★

パッと見、あまり大きなデザイン的な変化はないのかなって
WEBを見ていて思っていたけれども実物を目の前にして思わず。
「い〜ねぇ〜!」
とても成熟されていて高級な雰囲気がプンプンしている。
さあ、走りはどんな感じかな。

忠 

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09~ADDRESS V125編 其の伍

★快感加速快感サウンドの変わり者向けのマフラーだ★

 今回40Km/hまでのパワーを引きだすために行った行為は
エキゾーストパイプの長さ調整がメイン。
このエキゾーストパイプの長さを変えることでずいぶんと
エンジンの力の出てくるタイミングをかえることが出来るんだ。
面白いだろ!
徹底的に数ミリ単位で一番走りの快感を感じる長さを探し出すんだ。
そして、それが出来たら今度は音を創る。
90dBの音量規制値に押さえるのは簡単だけど、
実際にこれでは売り物にならない。
うるさすぎるアドレスのサウンドは他のスクーターに比べて耳につく音質だから。
だいたい81dB~83dBに押さえなければならない。
音質にもよるけどこれを超えてくると近所迷惑だし、実際乗っていて恥ずかしいよな!
でも、この音創りが意外と大変。
良い音量、いい音質を創るにはサイレンサーの中身を大きくいじらなくてならない。いじると性能が落ちたり上がったり。
上がる分には良いじゃないかって言ういともいるけどそうとも言えない。
変なタイミングでパワーが上がると加速が不快になる。
俺たちは常に快感を求めているからこれでは逆だ!

 ということで、数日間ビッチリ開発を行った。
これがうちのマフラーが通常より値段が高い理由。
別にボッているわけではないんだ。
開発にお金をかける!すべての機種にきっちりあった各部品をいちいち作る。
共通部品がないんだ。だからものすごくコストがかかる。
それでも、この快感を味わってみたいっていう変わり者が、
世の中にはうじゃうじゃいる俺も含めてね。
だから、面倒がらずに一生懸命作るんだ!

 さ〜あ、出来たぞ!
’09~ADDRESSV125専用に開発を行った
快感加速快感サウンドの変わり者向けのマフラーだ!
スタートから40Km/hまできも〜ちよく加速する。
50Km/hからぐんぐん引っ張って行く。
う〜ん速い速い。面白いぞ!
近日中に新発売だ!!

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09~ADDRESS V125編 其の四

★50Km/hからの加速はかなりのもの★

 今回は、現在〜08年モデル用に販売されている、
PURE SPORTサイレントバージョンのステーを改造して
09〜年モデルの車両に装着して走ってみたんだ。
予想では、マフラー本体をいじらない状態で
ばっちり性能が出るのではないかって思ってた。
しか〜し、現実は甘くない!

 50Km/hからの加速はかなりのもの。
でも、一番欲しかったスタートから40Km/hまでの加速ががっくり落ちた。
だめじゃん!
 50Km/hからのパワーをこのままに、40Km/hまでを徹底強化してくれよな! 

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09~ADDRESS V125編 其の参

★ステーを改造し、ボルトも太くして装着★

 まずは〜08用のマフラーを装着してテストをしてみた。
しかし、そのままでは装着できません。
なぜならば、純正マフラーの重量増加と耐久性に対処するために
マフラーの取り付け箇所が変更され、
さらに取り付け用のボルトがワンサイズ太くなっているためです。
 
そこで、PURE SPORTマフラーのステーを
改造しボルトも太くして装着。さあどうだ?

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