忠さんが陣頭指揮をとってマフラーを開発していく実際のストーリー|マフラー開発奮闘記

GSX250R 編 序章

  • 投稿日時:2017年06月13日
  • カテゴリー:GSX250R

★どんな走りをしてくれるのか楽しみだ。★

先月末あたりから急にGSX250R用の
POWERBOXの問い合わせが増えたんだ。
少し気になっていたマシンなんだけど・・・。

そんな折にいつもの太っ腹社長、藤木社長のMSLさんが
車両を貸していただけるって話が舞い込んだ。
と言うことで我が社にGSX250Rがやってきた。
結構かっこいい!

さあ、どんな走りをしてくれるのか楽しみだ。

SPTADAO開発チーム

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VERSYS-X 250 ABS編 其の四

★もっと雄大で、パワフルな特性を引き出さなければ★

特性的にはNINJA250用PURESPORTマフラーのエキパイを基準に
開発の方向性が見えてきたものの、
NINJYA250の寸法的などのデータは一切共用できない。
なぜならば、NINJA250用PURE SPORTマフラーのエキパイは
エンジンの右側を通過するが
VERSYS-X250の車体には右側にエキパイを通す隙間がない。
必然的に左を通すようになるのだが
それだけで全然長さが変わってしまって性能もガタ落ちだった。

そこで今度はパイプの長さを一から見直し
エキゾーストパイプの太さと長さ、メインパイプの太さと長さ、
バイパスパイプの位置と太さ、集合部の形状容積などなど
徹底的に追求して、なんとかNINJA250用エキパイを凌ぐ性能は引き出すことができた。

しかし、決してこのアドベンチャーツアラーの特性に
合っているとは言えない。
もっと雄大で、パワフルな特性を引き出さなければ
ベルシスのオーナーには喜んでもらえないだろう・・・。

SPTADAO 開発チーム

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VERSYS-X 250 ABS編 其の参

★思い通りの性能が出なくなってしまった。★

製品となった時にアンダーカウルまで装着できるように
エキゾーストパイプの取り回しを右から、左へと変えてみた。
一見簡単のように見えて取り回しを変えると
エキゾーストパイプの全長が変わってしまい、
性能に大きく差が出てしまうんだ。

今回のパターンもそれで苦労してくいる。
どんなにうまく取り回してもニンジャのエキパイに比べ
うんと長くなってしまい思い通りの性能が出なくなってしまった。

さあこうなると大変だ。
どうする?

SPTADAO開発チーム

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VERSYS-X 250 ABS編 其の弐

★常用域のパワフルな特性を意識して作ってみるか★

開発にあたり、まずはベストな特性を探るための叩き台として
NINJA250で定評のあるPURESPORTマフラーのエキパイを加工して装着してみた。 

このマフラーはVERSYS-X 250の純正とは違い
集合部が右側にあるため、
アンダーカウルやセンタースタンドのホルダー部分が
干渉してそのままでは付かない。
途中パイプをカットして走行できるように修正をしてみた。

さあ 走りはどうだろう・・・。

うん、まあまあいいね!
クラッチミートから6000rpmまで何となくいい感じだ。
6000rpmから上の回転が最高にいい。
アクセルとエンジン回転の上昇がしっかりとシンクロしている感じだ、
この感覚は結構いいね。
俺たちが意図した特性にある程度寄り添った感じの特性だから
まずはこのパイプの長さを基準に集合部が
エンジンの左を通るレイアウトで、
しかももう少し3000rpmから6000rpまでの常用域のパワフルな特性を意識して作ってみるか。

SPTADAO開発チーム

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VERSYS-X 250 ABS編 其の壱

★大きな車体が風に押し戻されないくらいにパワーを引き出してあげたいね★

いや〜このマシンすごくいい! 
250ccクラスのアドベンチャーツアラーの中でもNo1クラスの完成度だと思うね。

Kawasakiらしく、カチカチってギアが入るし、
全ての部品の建て付けがとてもいいんだ。
乗っているだけで嬉しくなる。
そして何より振動が少なくて、あとなんていうか底力というか。
トップギアを選択して走っている時にパワフルではないんだけど、
2気筒ってこともあって3000rpmくらいから平気でついてくるんだ。
これはすごい!

じゃあ、こんなに素晴らしいバイクをどんな方向にチューンしていくかっていうと・・・
そうスムーズで振動がなくて快適で、
まるで小さなモーターで走っている感じ
3000~6000rpmの間を使って走っていると快適、
さらにそこから上を使おうとするとなんだか違和感を感じる。
回転はそれなりに上がっていくんだけどパワーがそれに追従していかない感じなんだ。

そこで俺たちが今思っているのはモーターのような3000~6000rpmに
もう少しパワフルに若干高揚感を持って楽しさをプラスしたい。
そして、6000回転から上は高速道路で重要な回転域だから
もっともっとパワフルに車速が乗っていくように
この大きな車体が風に押し戻されないくらいにパワーを引き出してあげたいね。
さあ、先ずは最近人気のエキゾーストパイプで性能だしに頑張るぞ!

SPTADAO開発チーム

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VERSYS-X 250 ABS編 序章

★こいつは2気筒、重たくならないのだろうか・・・?★

我が社にVERSYS-X 250 ABSがやってきた! 
ていうか、このマシン以前から気になっていたんだ。
ユーザーから問い合わせがすごく多いんだ。

Kawasakiの作るアドベンチャーツアラーってどんな感じなんだろう?
ライバルは単気筒なのにこいつは2気筒重たくならないのだろうか・・・?

ということで、また練馬にあるMSLさん にお願いして借りてきた。
このお店は社長の藤木さんと社員の皆さんが
日本中のライダーにオートバイをもっと楽しく乗ってもらおうと
あの手この手を考えてガンガン挑戦しているすごいお店なんだ。

Kawasaki VERSYS-X 250 ABS さあ乗ってみよう! 

SPTADAO 開発チーム

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GIXXER150sf編 其の伍

  • 投稿日時:2017年05月15日
  • カテゴリー:GIXXER150SF

★結構理想的な出力特性になった★

太いパイプと細いパイプの太さの差を少し大きくしてみた。
さらに太いパイプと細いパイプの長さの組み合わせも色々と変えてみた。

そして走ってみた・・・!
割といい感じだ結構理想的な出力特性になった。

SPTADAO開発チーム

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GIXXER150sf編 其の四

  • 投稿日時:2017年05月12日
  • カテゴリー:GIXXER150SF

★残念なことに中速域のトルクがない★

うんなかなかよい出来だ!
高速域のパンチがハンパない。
すっごく気持ちイー! 走りなんだ

だけどやっぱり残念なことに中速域のトルクがない。
シフトアップがうまく繋がらない。

少し上り坂に行くと全然登っていかないんだ。
そう、もう少し低い回転域からパワーを引き出さないとダメそうだな。

SPTADAO開発チーム

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CRF250RALLY編 其の九

  • 投稿日時:2017年05月01日
  • カテゴリー:CRF250RALLY

★CRF250RALLY乗りのあなたのために一所懸命開発しました。★

いやぁ〜長かった!
やっと、CRF250RALLYにも「気持ちイ〜!」のが出来上がったよ。

まず、クラッチを繋いでスタート
上質なパルス感を伴ってトゥルルルって感じに回転が上昇していく。
ここからすでに心地よい。

トルクがあるから回転の上昇を待たずにトントントンとギアをチェンジアップ。
そして、どこまでもどこまでも高いギアをホールドしたままで
地平線の先までも心地よくどこまでもどこまでも。

また飛ばしたい気持ちの時も6000rpmから上の伸びもスカッと気持ちイ〜!
元々オフ車の中でも高速走行は得意な方だけど
こいつをつけると一段とCRF250RALLYの性能に磨きがかかる。

いまよりも少し上の「気持ちイ〜!」走りを求める
CRF250RALLY乗りのあなたのために一所懸命開発しました。
ただ今まで以上に開発に時間がかかったのと
パイプの太さを何段にも変化させて製造に倍以上の時間がかかるのとで
一体価格がいくらになってしまうんだろうってところが最大の不安材料かなぁ〜。

まあいずれにしろ
機会があればどこかのライドオンキャンペーン試乗会で体感してみて下さいね。

SPTADAO 開発チーム

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CRF250RALLY編 其の八

  • 投稿日時:2017年04月26日
  • カテゴリー:CRF250RALLY

★理想の特性に近づいたり、遠のいたり★

BOXを取り払い穴を埋め、またBOXをつける。
BOXを取り払い穴を埋め、またBOXをつける。
この繰り返しを気が遠くなるくらい何度も何度も繰り返した。

おかげで、5000rpm~6000rpmまで回転の違和感を取り払うことができた。
と思ったら、そこからの伸びが芳しくない。
今度はBOXの位置を移動しながらメインのパイプの長さ調整を行い
バランスを徹底的に詰めている。
理想の特性に近づいたり、遠のいたり・・・。

SPTADAO開発チーム

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