ZX-4R/RR POWERBOXパイプ編 其の参
- 投稿日時:2024年07月11日
- カテゴリー:ZX-4R/RR POWERBOX PIPE
★走りにいきいきとしたエネルギーが満ち溢れてきた。★
はじめに一番手前の最もシンプルなテストモデルを作成。
これで徹底的に高回転域のパワーを引き出してみた。
ここから改めてわかったことは、YZF-R25は
そこいらを走っている単純なレーサーレプリカとは
一線を画したとても懐の深いマシンだってこと。
レプリカマシンらしく、高回転域にパワーを集中すればするほど
3000~6000rpmに精彩を欠き、
活き活きとしたYZF-R25の走りとはかけ離れていく。
これは全然ダメだ。
そこで、エキゾーストパイプを伸ばし、
3000rpm付近のトルクラインを引き出してみた。
バイパスパイプも組み込んだ。
するといきなり、走りにいきいきとしたエネルギーが満ち溢れてきた。
これはいい!
更にメインパイプの長さ太さを調整し、
3000~5000rpmのトルクをあげて、トルクラインも綺麗に整えてみた。
ちがう・・・。何かが違う。
SPTADAO開発チーム
★まるでリッタークラスの優越感★
すごいね、まるでリッタークラスのトルクフィーリングだ。
このエリミネーター400はPOWERBOXパイプを交換しただけでも、
ものすごく豊かで気持ちいいトルク特性で、
マシンを軽快に走らせてくれるけど、
POWERBOXパイプ+POWERBOXサイレンサーの組み合わせはその比じゃない。
そう、まるでリッタークラスの優越感。
クラッチを繋いでトントントンとシフトアップ。
この時ほとんど、いや全くないと言っていいほど、回転が落ち込まない。
逞しいトルクはグングンマシンを前に推し進めてくれる。
しかも秀逸に仕上げた綺麗なトルクラインのおかげで、
走りの質感が半端ない。
黙って、このマシンにPOWERBOXパイプ+POWERBOXサイレンサーを
装着して乗ったら400ccだとは全く思えない見事な走りだ。
いいね、この走り。すごいね、完成だ!
またこのマシンも試乗用に下ろすから、
あちこちで開催している快感体感試乗会ライドオンキャンペーンで体感してもらうか、
場合によってはオートバイ屋さんを通じて、
試着用パイプとサイレンサーの貸し出しもするので、
オートバイ屋さんと相談してみてもいいかもね。
いずれにしろ、この素晴らしく気持ちイー!エキゾーストシステムを
どこかで一回体験をしてほしいな。
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SP忠男開発チーム
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★綺麗で穏やかな右肩上がりラインに変わった。★
1500rpm付近からやんわりと右肩上がりのトルクラインを描くことで、
ドンつきを消そうと色々膨張室の容量や形状を変えて、フィーリングを探ってみた。
膨張室の容積と独特の形状で、ほぼほぼドンつきは消えてきた。
あと少しあと少し、どうしても不安定なトルクラインが気になった。
そんな時、サイレンサー前部にルックスを整えるため装着してある
ダミーパイプを密閉し、膨張室に連結し容量が増えたことで、
偶然にも不安定なトルクラインが、
綺麗で穏やかな右肩上がりラインに変わった。
さあ、この見事なトルクライン。
そして高回転に向けて右肩上がりのパワーライン。
どんな走りを見せてくれるのか楽しみだ。
SP忠男開発チーム
★クラッチ直後のドンつきだ。★
なるべくシンプルな構造で長さだけでトルクを引き出そうとしたけど、
なかなかうまくいかなかった・・・。
そこで今度は、サイレンサー内部前方に膨張室を作り、
排気をここで一旦大きく広げ、そして出口に向かって絞り込む。
この工程で排気の脈動を少しコントロールしてみた。
これによる効果は絶大だった。
基本このエリミネーターというマシンは、サイレンサーを変えて、
排気の効率を高めると、最もトルクを必要する
2000rpm~4000rpmがほぼ落ち込む。
この特性がなんとなく高回転型になったとライダーを勘違いさていることが多い。
実際にスタンダードのマシンと並走させると、しっかり負ける。
まあ、そんなことにこだわる人は少ないけどね。
一方、今回内部に膨張室を設けた。
今回のサイレンサーは全く違う。 全てが上手い方向に変わった。
POWERBOXパイプの強みである
2000rpm〜4000,5000rpmのトルクが大きく上乗せされた。
軽く回転を上げシフトアップを繰り返しても逞しいトルクは、
シフトアップ時に全く回転が落ち込むことがない。
まるでリッタークラスの迫力。
すごいサイレンサーが出来たもんだ。
しかし、少し乗り回しているうちに気になった点がある。
クラッチ直後のドンつきだ。
すごく神経を使う・・・・ 不快だ。
SP忠男開発チーム
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