26~CB1000F編 その7
- 投稿日時:2026年10月29日
- カテゴリー:CB1000F 26 POWERBOX FULL
★メインのショート管の見えない場所に忍ばせたPOWERBOX★
ついに完成だ!
このショート管、見た目からは想像できないくらい、
すっごく気持ちイー!走りをするんだ。
その秘密は、メインのショート管の見えない場所に忍ばせたPOWERBOX(排気の膨張室)。
このBOXで排気の脈動を巧みにコントロールすることで、
本来ならずっと長い全長が必要なトルク型マフラーの特性を、
この短いボディーで引き出したんだ。
POWERBOXの容量や排気を引き出す位置を
何度も何度も細かく変更して、ようやくたどり着いたこの特性。
1000rpmそこそこから湧き上がる雄大なトルクが、もうたまらなくいい。
特に2000rpm付近からフラットに広がる太いトルクが最高に気持ちイー!
街中を流しているだけでも、驚くほど扱いやすい。
そうそう、これこれ!
あのビッグネイキッドが一番輝いていた時代の、あの大らかで力強い走りだ。
北米や欧州のライダーをターゲットに開発されたCB1000Fを、日本の道で、
日本のライダーが最高に気持ちよく楽しめるように仕上げたかったんだ。
例えば、走り出したらトントンっとシフトアップ。
40〜50km/hで5速、いや6速に入れてしまう。
あとはそのままギアをホールドして、のんびり淡々と走る。
淡々と……。
そして、そこからちょっとアクセルをひねる。
グォ〜〜〜!
まるで昔の空冷ビッグネイキッドを思わせる、低く太く、
決してうるさくないワイルドなサウンド。
それと同時に、スタンダードとはひと味もふた味も違う、
豪快で気持ちのいい加速が始まる。
これが本当にたまらない!
ギアチェンジを忘れてしまうほど気楽なのに、
アクセルひとつでビッグバイクらしい雄大な走りが楽しめる。
まるでオートマ感覚。
この日本の交通環境にぴったり合った、
太く豊かなトルク特性が、圧倒的に心地よいんだ。
そして何より伝えたいのが、ツーリングの楽しさ。
ショート管なのに、ロングロングツーリングだって楽々。
いや、楽々こなせるというより、走ることそのものがすっごく楽しい。
高速道路で一気に遠くの街へ。
インターを降りたら、のんびり田舎道を流す。
流れる景色を楽しみ、自然の香りを胸いっぱいに吸い込んで、心地よい風を感じる。
そんな時、ライダーに余計な神経を使わせない、この大らかな走りが最高なんだ。
速く走らなくたっていい。
ただ気持ちよく走っているだけで、心がどんどん自由になっていく。
気がつけば、いつもより少し遠くまで。
もう少し、あと少し……。
どこまでも、どこまでも走り続けたくなる。
ショート管のカッコよさを楽しみながら、
こんなにも豊かで贅沢なツーリングができる。
これこそ僕たちが求めていた、ビッグネイキッドならではの優越感なんだ。
いやぁ〜、かなり時間がかかったけど、ようやく納得の完成だ!
今回は車両をお借りして開発したので、残念ながら試乗車は用意できない。
でも、浅草店には試着用のマフラーを用意してあるので、
興味があったら、ぜひ電話03-3845-2009 かWEB
で予約してほしいな。
見た目は懐かしいショート管。
でも走りは、今の日本のツーリングを最高に楽しむための新しいショート管。
走るほどに心が自由になる。
最高に気持ちイー!マフラーの完成だ。
SP忠男 開発チーム



