忠さんが陣頭指揮をとってマフラーを開発していく実際のストーリー|マフラー開発奮闘記

2023~レブル250 サイレンサー 編 其の参

★出力特性に変化が現れるようになってきた。★

最近、2023年レブル250用のパイプを購入してくださったユーザーから、
こんなメールが届いた
『パイプを変えたら、レブルが350ccになったような
力強い高級な走りに変わりました。ほんと気持ちいい。
今度は500ccになるようなサイレンサーを期待しています。』
パイプをPOWERBOXに変えた時のあの変化を体感したら、
確かにこんな気持ちになるのはわかるなぁ〜。

そうそう、サイレンサーの中身を一から見直し、
色々試してみたら、ぼちぼち出力特性に変化が現れるようになってきた。
これはいい傾向だ。
基本的な開発には、この作業を繰り返して、
ライダーが心地良く感じるポイントを探って、
それを組み合わせて組み立てていくんだ。

車種によっては、どこをどいういじっても
プラスのポイントが出てこないこともあるけど、
レブル250には、まだまだたくさんの余力がありそうだ。
これから、どう化けていくのか、ワクワクするね。
500ccどうかなぁ〜。

SP忠男開発チーム

 

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2023~レブル250 サイレンサー 編 其の弐

★どこをどういじっても純正を上回るところは一つもない・・・★

2023~レブル250は、新排出ガス規制に対応するために
基本的な特性が結構変わってるんだろうな。
POWERBOXパイプでも、ほぼゼロからの開発となったけど、
サイレンサーも一筋縄では、いきそうにない。
今のところ、どこをどういじっても純正を上回るところは一つもない・・・。
さすがHONDA。
徹底的に性能面でも詰めて詰めて製品化に持っていってるんだろうな。
これは少し時間がかかりそうだ。

でも、POWERBOXパイプは圧倒的な『気持ちイー!』走りが、
オーナーズクラブの皆さんの間で口コミになってるみたいで、すごい人気なんだ。
このパイプの人気に負けないように最高のサイレンサーを作ってやろう。
頑張るぞ!

SP忠男開発チーム

 

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2023~Vストローム250サイレンサー編 其の壱

★POWERBOXサイレンサー『旅』と命名しよう!★

な、なんだろう、この感覚。 
『気持ちイ〜!』
確かにトルクフル。
確実にパワーが上がっている。
まるで、少し排気量が大きくなったような余裕を感じる。
そしてすごいところは、完璧にライダーの波動にリンクしているというか、
まるで、Vストローム250と自分が一体になったような感覚。
今日もかなりの距離を走ったけど、全く疲れを知らない。
風を感じる。匂いを感じる。
周りの景色が自然に心に染み込んでくる。旅に出たい。 
不思議な感覚だ。
全てがナチュラルで、全く神経質なところがない。
走り出すとサウンドもほとんど耳には届かない。
五感を研ぎ澄ますことが出来る。
こんな感覚、なかなかないよ。

いいね、このパイプとサイレンサーの組み合わせ。
なんか、もしかしたら1250アドベンチャーより快適かも。
これはそのまま2023〜Vストローム250の登録を加えて、
あえてこのサイレンサーの名前をPOWERBOXサイレンサー『旅』と命名しよう!
そうなると・・・。

SP忠男開発チーム

 

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2023~レブル250 サイレンサー 編 其の壱

★バレバレじゃん! トルクが薄い。★

まず初めに、その爽快な走りで人気沸騰中の
~2022年レブル250用サイレンサーのジョイント部分を加工して、
2023~モデル用のPOWERBOXパイプと組み合わせてみた。
その走りはいかに。

うぉ〜 すごい、なんだこれ?
ノーマルサイレンサーと全く変わらない。
いや、少しトルクも落ちたような気がする。

サウンドが、かなり変わるんで、
なんとなくその気になって走ってみたけど ・・・。
坂道登ると、バレバレじゃん! トルクが薄い。 
そうか、やっぱりゼロから開発だな。
頑張ろう!

SP忠男開発チーム

 

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2023~Vストローム250サイレンサー編 序章

★POWERBOXサイレンサーを組み合わせてみた★

23〜用に新開発したPOWERBOXパイプに、
今、人気絶頂で生産が間に合わない、
〜22モデル用POWERBOXサイレンサーを組み合わせてみた。

な、なんだろう、この感覚? 

SP忠男開発チーム

 

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2023Vストローム250 パイプ編 其の七

★3000rpmから6000rpmまでのトルクラインが、更に雄大になった★

あれから、また色々いじってみた。
集合部分の容積を変えることで、
3000rpmから6000rpmまでのトルクラインが、更に雄大になった。
これは最高に『気持ちイー!』

しかし・・・・
期待していた、2000rpmからの3000rpm付近には変化が起こせなかった。

実際にはもう少し回転をあげた域で、
クラッチを繋いで走り出すので走りの影響は全くないのだが・・・
この2000rpm〜3000rpmまでのトルクラインを完璧に仕上げると、
一瞬にして走りの質感が向上するんだ。
まるで1250のあのアドベンチャーバイクにも匹敵するような気持ち良さ、
そして充実感なんだ。
この回転域は、来週から開発に取り掛かるPOWWRBOXサイレンサーに期待しよう。

2023Vストローム250 POWERBOXパイプはこれで完成。
また日本全国あちこちで開催している 快感体感試乗会 ライドオンキャンペーン 
で試乗車を用意するからぜひ一度体感してほしいな。

SP忠男開発チーム

 

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2023~レブル250 サイレンサー 編 序章

★サイレンサーを使って解決することが出来たらいいな・・・★

POWERBOXパイプの開発の際にどうしてもパイプだけでは、
引き出せない魅力やちょっとした課題もあった。
今度、その課題をサイレンサーを使って解決することが出来たらいいな・・・
そんな風に考えている。 
さあ、2023~レブル250 POWERBOX パイプユーザーに
更なる『気持ちイー!』を体験してもらうために、
更なる笑顔を見せていただくために。
頑張るぞ。

SP忠男開発チーム

 

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2023Vストローム250 パイプ編 其の六

★この域をいじると、せっかくの中回転域トルクが激落してしまうんだ★

最高! 
3000~6000rpmまでの逞しい加速感。
6000を超えてレッドゾーンへと一直線に駆け上がるパワーライン。
『気持ちイー!』最高の走りだ。

40~60Km/h付近で、田舎道をトコトコ走っても、
ワインディングをグングン走っても、
高速走行もかなり余裕がある。
いいね、良い出来だ。

あと贅沢を言えば、ごく低回転域に少しフラットなトルクラインを引き出せれば、
更にVストロームとライダーの一体感というか、信頼感というか、
そんなところが、更に高まって、
ライダーの神経をフラットに出来るとベストなんだけど・・・
この域をいじると、せっかくの中回転域トルクが激落してしまうんだ。
どおする?

SP忠男開発チーム

 

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2023Vストローム250 パイプ編 其の伍

★シャーシダイナモ(出力特性測定器)のラインは完璧!★

全体的な長さを調整して、メインパイプの太さも変えてみた。
シャーシダイナモ(出力特性測定器)のラインは完璧!
さあ、実際の走りはどうだろう・・・・。

SP忠男開発チーム

 

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2023~CRF250Lパイプ編 其の伍

★かなり質感の高い出力特性となっている★

いいねぇ〜 気持ちイー!
3000,4000,5000rpmと、とても心地の良いトルクラインが引き出されている。
しかし、2023年モデルの場合思った通り、
2500rpm付近の低い回転からのパイプを交換した事によるメリットはあまり感じられないが、
3000rpmからの懐の大きな走り、おおらかさ、逞しさ、がすごく良く出ている。
そして、7000,8000rpmと、どんどん伸びていく爽快な特性もとても良い。
全体的にみて、かなり質感の高い出力特性となっている。
気持ちイー!

このままでも充分に製品としての価値はあるが、
もう少し乗り込んで、更なる高みを目指したいと思っているんだ。
ものすごく沢山のCRF250Lユーザーから、
応援のメッセージが届いているからね。
なんとか気期待に応えたいと思っているんだ。

SP忠男開発チーム

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