忠さんが陣頭指揮をとってマフラーを開発していく実際のストーリー|マフラー開発奮闘記

2023~レブル250 パイプ 編 其の拾弐

★大胆に30mmほど縮めてみた★

そうそう、このレブルには今までの開発セオリーは、あまり通用しないんだっけ?
ならば、
いつもならライダーの右手にエンジンの回転を追従させる、
わずかなタイムラグをつくるために
少しメインパイプを長めに設定したいところだけど、
大胆に30mmほど縮めてみた。
さあ、どうかな ・・・。

SP忠男開発チーム

 

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2023~レブル250 パイプ 編 其の拾壱

★結構いいトルクラインに仕上がってるのになぁ★

あれ〜! なんだこれ?
普通、これだけ整ったトルクラインを引き出せば
相当走りは楽しく快適になるのに・・・

これはひどい。走りがズングリムックリ してる。
スタートからグッグっと加速をした後は、
ずっとまったりして伸びがない。何もいいところがない。

確かに5速40Km/hでグイグイ走るけど、
そこに心地良さや爽快感は全くないなんだ。がっかりだ。

結構いいトルクラインに仕上がってるのになぁ
でもまあ、こんなこともあるさ。

SP忠男開発チーム

 

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2023~レブル250 パイプ 編 其の拾

★かなり綺麗なトルクラインを引き出すことが出来た★

そう、5速40Km/hあたりから右手の捻りに追従する様、
少し谷のようになっているスタンダードのトルクラインを
エキゾーストパイプの長さと太さを調整しながら、徐々に引き上げていったんだ。

かなり綺麗なトルクラインを引き出すことが出来たので、
そろそろテストランに出掛けてみようかな。

SP忠男開発チーム

 

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Dax125ショート編 其の六

  • 投稿日時:2023年05月16日
  • カテゴリー:Dax125 Short

★質感の高い大人のトルクがすごくいい!★

このマフラー、
やんちゃなルックスの割に質感の高い大人のトルクがすごくいい!
週末は相方を後ろに乗せて隣の街までプチツーリング。
そんなシチュエーションが浮かんでくるね。

そうそう、前回まで気になっていいた少しバリバリ系のサウンドも、
少ないサイレンサー容量を試行錯誤して、
なんとか大人の低音に仕上げることが出来たんだ。

完璧だ。トルキーで心地良い走り、
そして大人の低音サウンド。こんなマフラー他にはない。いいね!
完成。

試着用のマフラーを用意してこの快感を体験できる様に段取りするから
興味のある人はぜひ、各地で行われるライドオンキャンペーンへ足を運んで欲しいな。

ライドオンキャンペーンの情報はこちらから

製品の詳細はこちらから

SP忠男開発チーム

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2023~レブル250 パイプ 編 其の玖

★おおらかさ、雄大さ、そんなトルク特性が大切なんだと思う★

な〜るほどね。そうそうこの感覚。
俺たちが以前、レブルに何を求めていたか思い出したよ。
やはりこのスタンダードエンジンは、
共通して高回転高速域をメインで作られているって、感じる。
とても広範囲の回転域によく考えられた特性を引き出しているけど、
やっぱりどこかアジアのエキサイティングを求めるライダーの満足を
満たそうとしていることがひしひしと感じる。

一方SP忠男の『気持ちイー!』を求めるライダーは、
心地良さと爽快感、クラッチを繋いで走り出した瞬間の
SP忠男独特のホッとした感がを求めてい。
そうそう、この感じ、この感じ。
ただこのままでは全然SP忠男ファンの心を満たすものではない。

スタンダードが4速50もしくは60Km/h手前から本領を発揮するのに対し
5速40Km/h以下から右手の捻りにエンジンがグングンついてくるような、
そう少し大排気量の車両を扱っているような・・・
そう、おおらかさ、雄大さ、そんなトルク特性が大切なんだと思う。
方向性は決まった。
理想のイメージにどこまで近づける事が出来るのか。
これからの開発が楽しみだね。

SP忠男開発チーム

 

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2023~レブル250 パイプ 編 其の八

★ど壺にはまりそうなので、一旦仕切り直し★

このレブル、今まで培った開発のセオリーがあまり通用しない・・・
このまま行くと、ど壺にはまりそうなので、一旦仕切り直し。
以前のモデル用に開発をした、
今でも相変わらず生産が間に合わない大ヒット商品の
レブル用POWERBOXパイプを改造し、
2023年モデルにつけて、今一度、開発の方向性を確かめる。
と言っても、そう簡単にはつかない。
実際に改造してみると一から作ったのとそんなに変わらなかったかな!
さあ、エンジンがどんな反応を示してくれるのか 楽しみだ。

SP忠男開発チーム

 

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Dax125ショート編 其の伍

  • 投稿日時:2023年05月08日
  • カテゴリー:Dax125 Short

★あとは音が・・・。★

更なる走りの質感と元気なパワーを求めて、
エキゾーストパイプの長さを再度見直し、
更にサイレンサー内部を細かく設計変更を繰り返し・・・・・・
出来た!

この外見のやんちゃなショートスタイルからは、
想像のつかない走りのクオリティー。
質感の高さを引き出す事が出来た!
走りは驚きだ。
あとは音が・・・。

SP忠男開発チーム

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2023~レブル250 パイプ 編 其の七

★最近このセオリーが通じない事例が度々起こるんだ★

基本、エキゾーストパイプの長さが長いと、低速域でのトルクが豊かになって
短いと高速域の回転に伸びが出るっていうのが、
今までマフラーを開発する際の基本だったんだ。
でも、最近このセオリーが通じない事例が度々起こるんだ。

今回もレブル250の低回転域に排気量を大きくした様な、
ゆとりのトルクラインを引き出そうと、
うんと長めのエキゾーストパイプを用意したんだけど、
低回転域のトルクはガクンと落ちて、
代わりの高回転域のパワーがグンと上がった。

色々と微調整を繰り返してみたけど、
どうしてもロードスポーツ車の様なハイスピードマシーンになってしまうんだ。
まあこれはこれで面白いけど、今回の開発コンセプトにはまったく沿っていない。

マフラー開発って50年近くやってるのに、まだまだ何が起こるかわからない。
これが俺たちを夢中にさせるんだ。マフラー開発って面白いね。

SP忠男開発チーム

 

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Dax125ショート編 其の四

  • 投稿日時:2023年04月27日
  • カテゴリー:Dax125 Short

★『ホッ』とした感が、しっかりと再現できている。★

かなりPURESPORTに近い上質な乗り心地になった。
クラッチが繋がった直後から、フラットに整えたトルクを
上乗せしたおかげで、車体の挙動が穏やかになった。
これによる走りへの功績は大きく、
まず走り出した瞬間からあのSP忠男のマフラー独特の
『ホッ』とした感が、しっかりと再現できている。
これはかなり、上出来だ。

SP忠男開発チーム

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2023~レブル250 パイプ 編 其の六

★スッカスカの低速トルク、心地良くない。★

あれれ?
想像していたものとは全く違った。 驚きだ。
低速から湧き上がるトルク・・・
どころか、スッカスカの低速トルク、心地良くない。
スタンダードマシンの5速50Km/h~60Km/hの
心地良さも全てスポイルされてしまってる。
なんだ?どうしたんだ?

唯一、5速70Km/hからの回転の伸びは
『気持ちイー!』 でも、それだけじゃあね。

SP忠男開発チーム

 

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”気持ちイー!”で世界中のライダーを愉快にさせるために。
MT-09、MT-07、YZF-R25、XSR900などの交換用マフラーを取り揃えています。
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