忠さんが陣頭指揮をとってマフラーを開発していく実際のストーリー|マフラー開発奮闘記

Vストローム250SX編 其の弐

  • 投稿日時:2024年11月06日
  • カテゴリー:V-Strom250SX

★世界で最も優れたアドベンチャーマシンを目指して★

世界で最も優れたアドベンチャーマシンを目指して、
少し多めのエキゾーストパイプを採用し、
中速からの湧き上がるトルクをイメージした。

たたき台となるマフラーに
更に一番作る売れているデイトナ製のエンジンガードが、
同時装着が、出来るように
Vストローム250SXユーザーからのリクエストにも頑張って、設計に盛り込む。

SP忠男開発チーム

 
vstorom250xs_0200.jpg

vstorom250xs_0201.jpg

XSR900GP編 其の六

  • 投稿日時:2024年10月29日
  • カテゴリー:XSR900GP

★エキゾーストパイプやメインパイプの長さの変更は難しい★

ここまできて、
エキゾーストパイプやメインパイプの長さの変更は難しい。
なにか4000rpmを超えたところに生まれた、
この回転の滞りをなんとかできないものか・・・・。
なにか良い方法はないのだろうか?

SP忠男開発チーム

 
xsr900gp_0600.jpg title=

XSR900GP編 其の伍

  • 投稿日時:2024年10月25日
  • カテゴリー:XSR900GP

★トルクの谷が大きく生まれた★

BOXの容量を増やして、シャキッとしたトルクを引き出した。
しかし、今度は4000rpmを超えたところに
回転上昇の溜のようなトルクの谷が大きく生まれた。
これはとても乗りづらい・・・・
どおする?

SP忠男開発チーム

 
xsr900gp_0500.jpg title=

Vストローム250SX編 其の壱

  • 投稿日時:2024年10月23日
  • カテゴリー:V-Strom250SX

★マフラー開発のインスピレーションが湧いてきた★

やっと時間を作って、Vストローム250SXに乗ることが出来た。
すごいねこれ、この軽さ、この足回り、このフットワーク。
すごく良い。いろんな可能性を感じる。
ちょっと乗っただけで楽しくて仕方がない。
これ、トルク特性を徹底的に極めたら、
どんなマシンにも負けない、
本物のアドベンチャーマシンになるような気がする。
いや、もうすでにそういう位置にいるのかも。
パワーを思い切り引き出し高速を使って、遠くへ遠くへ。
その先は高速を降りて、田舎道をのんびりと。
そして、一歩林道に入るとトルクを生かして、
エキサイティングすにリアを流しながら・・・・
いいね、元々がロードスポーツモデルのような
特性のエンジンだからいじりがいがあるね。
少し走っただけで、どんどんマフラー開発の
インスピレーションが湧いてきた。
久しぶりに心が躍るマシンだね。

SP忠男開発チーム

 
vstorom250xs_0100.jpg

2023~PCX160編 序章 

  • 投稿日時:2024年10月23日
  • カテゴリー:PCX160 23

★これから開発開始だ!★

この前ADV160のマフラーを作ったら、これがものすごい反響で、
今製品が間に合わない状況。
この製品が出来た時にすごく気持ちイー性能だったので、
これはPCX160用も作ろうって、決めて車両をオーダーしたんだ。
ところが、PCX160もすごい人気で、
3ヶ月待ちでやっと入ってきた。すごいね。
さあ、これから開発開始だ!

SP忠男開発チーム

 
pcx16023_0000.jpg title=

2023~ XMAX 序章

  • 投稿日時:2024年10月23日
  • カテゴリー:XMAX 23

★走りのお手並み拝見★

SP忠男に久しぶりにXMAXがやってきた.
なんだかずいぶん豪華になって、
すごい成長ぶりだね。
さあ、走りのお手並み拝見・・・。

SP忠男開発チーム

 
xmax23_0000.jpg title=

XSR900GP編 其の四

  • 投稿日時:2024年10月22日
  • カテゴリー:XSR900GP

★4000rpm付近までのモヤモヤは一瞬で吹き飛んだ★

まずは2000rpm手前から力強いトルクを引き出すために
BOX(排気の膨張室)の容量を20%ほど大きくしてみた。

これによる効果は大きかった。
一気に走りが変わった。
なんとなく感じていた、
4000rpm付近までのモヤモヤは一瞬で吹き飛んだ。
とてもいー!『気持ちイー!』

SP忠男開発チーム

 
xsr900gp_0400.jpg title=

ZX-4R/RR POWERBOX編 序章

★サイレンサーも作りたいなって気持ちが湧いてきた★

あのZX-10Rを彷彿とさせる、
『気持ちイー!』トルクラインを引き出した、ZX-4R/RR POWERBOXパイプ。
購入していただいたユーザーからの喜びの声を聞いていると、
このパイプの特性を更に向上させる
サイレンサーも作りたいなって気持ちが湧いてきた。
上乗せされた高回転の伸び、
レーサーを彷彿とさせるクリアーなサウンド。
つくるか!

SP忠男開発チーム

 

zx4rrrpb0000.jpg title=

2022~MT-10(RN78J)編 其の壱

  • 投稿日時:2024年10月15日
  • カテゴリー:MT-10 22

★パイプやサイレンサーを交換したらどうなるの★

この車両を用意したのは、最近2022~MT-10(RN78J)に
~2021MT-10(2BL-RN50J)用に開発をしたパイプやサイレンサーを
交換したらどうなるのって、言うオーナーの方からの問いわせが何件か続いたんだ。

と言うことでまずは、2022~MT-10(RN78J)に
2021MT-10(2BL-RN50J)のパイプの試作を装着してみた。

SP忠男開発チーム

 
 
mt10_22_0100.jpg title=

XSR900GP編 其の参

  • 投稿日時:2024年10月15日
  • カテゴリー:XSR900GP

★合いそうなトルクラインを探し出してこいつを中心に開発開始だ★

YAMAHAってすごいよね。
エンジンはMT-09とXSR900GPどちらも一緒。
カタログ上エンジンスペックも一緒。
なのに走ったら全然違う乗り物。

そのせいか、兄弟車のMT-09と違って、
なかなか開発の方向性が定まらず、
毎日のように乗って、もやもやしていた。
そんな中、最近なんだか感じることがある。
もしかしたら、このXSR900GPって、
4サイクルのFZRとかではなくてどこかRZVのような、
2stのフィーリングを忍ばせているんじゃなかって、そんなふうに感じるんだ。

なんとなくクラッチミートから、
3000もしくは4000rpmまでの間にモヤモヤを感じる。
決して調子が悪いわけではない。
決して乗りづらいわけでもない。
吹け上がりが悪いわけでもない。
しかしながら、なにかあの時代の2stのような不安定なフィーリングを感じるんだ。
モヤモヤ・・・

とは言え、XSRは立派な4サイクルマシンだ。排気量は900ccもある。
車重だって200Kgだ。モヤモヤしている場合じゃない。
4stネイキッドスポーツらしく、シャッキっと爽快に心を解放できるように
右手とマシンの一体感を追求する。
常にライダーの心に忠実に思った通りにエンジンが追従してくる。
ここが大事だ。ってことで開発の方針が固まった。

今まで何本か作った試作の中から、
2000rpm手前から4000rpm付近までの方向性に
合いそうなトルクラインを探し出してこいつを中心に開発開始だ。
面白くなるぞ!

SP忠男開発チーム

 
xsr900gp_0300.jpg title=

  • SP 忠男 浅草本店
  • 〒111-0033 東京都台東区花川戸2-17-10
  • 平日 10:00~19:00  土日曜/祝日 9:30~18:00
    定休日 毎週水曜日 第三火曜日
  • SP忠男 業販部
  • 〒111-0033 東京都台東区花川戸2-17-10
  • 定休日 毎週日曜日 祝日

スペシャルパーツ忠男(SP 忠男)| オートバイ・バイク・二輪車、オリジナルマフラー公式サイト

オートバイのオリジナルマフラーを中心にバイク・二輪車のスペシャルパーツを開発しお届けします。
”気持ちイー!”で世界中のライダーを愉快にさせるために。
MT-09、MT-07、YZF-R25、XSR900などの交換用マフラーを取り揃えています。
オートバイ、バイクのマフラーの交換、カスタムチューニングはお任せください。