PCX125 2018 HYBRID編 序章
- 投稿日時:2019年01月10日
- カテゴリー:PCX125 18 HYBRID
★何度も何度も微調整を繰り返し、性能は完璧に一致した★
やっぱり、答えは機密性にあった。
徹底的に内部の気密性を高め、その上で基準になる試作パイプと
細かく特性を比較しながら何度も何度も微調整を繰り返し、性能は完璧に一致した。
それにしてもなんだろう、この心地良さは。
天気のいい日にこのPOWERBOXパイプの付いたSR400に乗っていると
とても元気でパワフルなのに今までに味わったことのないくらい心をリラックスさせてくれるんだ。
陽だまりの縁側で日向ぼっこをしているような心地よさだ。
もう何も考えないで、ただただ走り続けたい。
そんな衝動にすら駆られる。なんだか人間がダメになってしまいそうな、
そんな不安さえ感じさせる心地良さなんだ。
そのワイドに引き出すことが出来た力強いトルクは重たいフライホイールを悠々とまわし、
速すぎず、遅すぎず、SR400のエンジンとあなたの心のアクセルが
完璧に共鳴することをイメージして微調整を繰り返した。
本当の単気筒は本当のSRはこんな感じなんじゃないかなって思わせる爽快な走りを披露してくれる。
走り出してすぐにトップギアに入れたら、
後は回転が2000rpmを下回ってもアクセルに付いてくる。
2000rpm付近からら4000rpmまでの間で
淡々と太く艶やかに変化したサウンドを楽しみながら走るととても心地良い。
そして更にに次のステージ4000rpmを超えたあたりからは
雪原を雪玉が転がりながら大きくなっていくかのように最高回転に向けて
一直線にグングン増速していく。この走りとともにサウンドもまたたまらない。
天気のいい日はSR400を引っ張り出して、田舎の道をTOPギアに入れっぱなしで
トゥルトゥルトゥルって角の取れた気持ちいいパルス感を味わいながら走る。
淡々と走る。そんな心地良さをSR400オーナーのあなたに味わってほしいな。
快適さ、安心感、パルス感、トルク感、音、
SRと人間が完全にシンクロしてライダーを心の中心からリラックスさせてくれるそんな感じ、
そして、心が変わる、走りが変わる、景色が変わる、愛情までが深くなる。
本当に 気持ちイー!
毎週末うちの小川が量販店の駐車場で試乗会をやらせてもらっているから体感してみてよ!
忠
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★3000rpmから5000rpmに力強いトルクを引き出すことが出来た★
もう一度最初に戻ってサイレンサー容量、メインパイプ、インナーパイプ、バイパスパイプ、
膨張室(BOX)のとりだし位置、BOX容量と
全てを一から見直してバランスを取り直しなんとなんとか
3000rpmから5000rpmに力強いトルクを引き出すことが出来た。
うちの開発スタッフの執念だね。
走りは最高に気持ちイー! クオリティーが全く違うんだ。
ワンランク上の完成度を持ったマシンに生まれ変わった。
気軽なサイレンサー交換だけでここまで変わるのかって感じだね。
普段はTOPギアでほとんど事足りてしまうほどパワーバンドが広くなっている。
そして5000rpmを超えてからのパワーの伸びがまたすこぶる気持ちイー!
日本国内で特に走りの気持ち良さにこだわるライダーに
きっと喜んでもらえると思うな。
ほんと年末ギリギリで仕上げることができてよかったぜ。
また週末はライドオンキャンペーンで試乗できるから、試してみてほしいね。
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忠
★回転域のパワーラインに角度がつき過ぎたようだ。★
う〜ん、かなり近い性能まで来ていると思う。
でも、何かが違う。
ピックアップの鈍さと中速域の谷、この二つがとても不快だ。
しかし、この感覚は以前にも感じたことがある、CB1100だったか、DAEGだったか?
あの時はBOX(膨張室)の容量が性能に悪さをしていた。
今回もそれかもしれないので膨張室の容量を探求してみた。
これでかなり改善したが・・・
今度は3000rpmから4000pmの間一番重要な
回転域のパワーラインに角度がつき過ぎたようだ。
この回転域で走ると勝手にグングン加速をしていく感じなんだ。
やけにせかされる感じの速い現代風のSRになってしまった。
これはこれでアリかもしれないが、俺たちが求めているものはこれではない。
更に一歩完成に近づいたような気がするが、まだ何かが違う。何かが。
もしかしたら、複雑な構造なだけに膨張室(BOX)から
微妙に排ガスが漏れているのかもしれない。
これがフラットで強靭で心地の良いトルクラインを殺しているのかもしれない。
そんな風に感じているんだ・・・・。
しかし、これ以上この構造で膨張室の気密性を高めるためには、
手間がかかり製品化が困難なくらいコストが上がってしまう。
しかし、結果は出さないと。
忠
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