忠さんが陣頭指揮をとってマフラーを開発していく実際のストーリー|マフラー開発奮闘記

2023~CRF250Lパイプ編 其の四

★どんな変化が生まれるのだろう、楽しみだ。★

さあ、スタンダードのCRF250Lを堪能し尽くしたところで、
そろそろPOWERBOXパイプの開発へと入りましょうか。

~2022年までのモデルは、
セローの領域2500rpm~4000rpmを中心にトルクラインを作り上げていったけど、
なんだかスタンダードの2023年モデルでは、
この回転域がとても乗りやすくよくできているように感じる。
全く不満を感じない。

この状況の中で、このマシンに〜2022年までのPOWERBOXパイプを装着すると、
どんな変化が生まれるのだろう、楽しみだ。

SP忠男開発チーム

 

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2023Vストローム250 パイプ編 其の四

★もう少し排気量を大きくしたような、余裕な走りが生まれると思う。★

叩き台として作ったパイプはかなりの高水準。
さあ、この先は?

4000~6000rpmあたりのトルクラインをもう少し右肩上がりに調整出来れば、
5速や6速で使えるトルクバンドが広くなるので、
今よりももっと快適な走り、
もう少し排気量を大きくしたような、余裕な走りが生まれると思う。

パイプの太さと長さを小まめに調整して、特性を引き出していく。
時には数ヶ月もかかるほど、とても時間と手間のいる仕事だけど、
これにより生まれる出力特性の変化が楽しい。
だからこの仕事やめられないんだ。
ワクワクするね。

SP忠男開発チーム

 

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2023〜PCX編 其の弐

  • 投稿日時:2023年08月04日
  • カテゴリー:PCX 23

★この絶妙なトルクラインがすごくいい。完璧だね★

すごいよね、この完成度。
2023年モデルに2022年モデルのPURESPORTを着けてみた。
よくもまあ、これだけの性能のマフラーを開発したもんだと思うよ。

スタンダードのプーリーに合わせ、 
ライダーが欲しいタイミングで、欲しいだけのトルクを引き出す、絶妙な特性だ。
すごい! この一言。
トルクを絶妙な高さまで引き出して、右手とリアタイヤの連動感が秀逸だ。
これが少しトルクが出過ぎるとライダーをせっつくような品の無さが出てくるし、
また足りないと、思い切りストレスになる。
この絶妙なトルクラインがすごくいい。完璧だね。

じゃあ、ここからスタート。
さらに気持ちイー! を高めるために何ができるか、楽しみだ。

SP忠男開発チーム

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2023Vストローム250 パイプ編 其の参

★後は長所を伸ばすだけだ・・・★

いいね、ほぼ狙い通り。
っていうか、基本的に今の走りが高く評価されている、
爆発的な人気の~2022年までのパイプデータを踏襲して、
排ガス対応を考慮しながら作り上げた叩き台のパイプだから、
まあ性能が悪いわけないか。

思い通りに3000rpmあたりから5000rpmまで、
少し右肩上がりに立ち上がるトルクラインを引き出し、
軽快な加速を実現。
そして、5000rpmからの爽快な伸びもいい!

ここまでいい叩き台が出来たら、後は長所を伸ばすだけだ・・・
ワクワクするね。

SP忠男開発チーム

 

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2023~CRF250Lパイプ編 其の参

★気兼ねなくグングン入っていける。★

なんだかこのバイク、あちこち自由に出かけたくなる。
そんな不思議な感覚を持っている。ついつい・・・・。
細かい林道なんかも足つき性がいいのと、
車体は少し重いけど、低速域の綺麗なトルクラインに
マシンのコントロールが思い通りに出来ているから、
気兼ねなくグングン入っていける。
いいね、とてもいい。気に入った。これはいい。

SP忠男開発チーム

 

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2023~GB350Sパイプ編 其の壱

  • 投稿日時:2023年07月31日
  • カテゴリー:GB350S 2023~

★ 完成度が上がっている。★

へ〜なんだろう? 完成度が上がっている。
最初に感じたことは、クラッチレバーの節度、
初期型はクリアランスが大きくてガタガタ。
なんだか、インドっぽ〜いおおらかな感じ

全体的にそんなおおらかさが、あちこちに感じられたGBだけど、
モデルチェンジ後は全体的にカチッとしていて、
クオリティーアップしていて好感触。
さて、大切なエンジン関係はどうなんだろう?

これもすっごくいい。
トルクラインが綺麗に整っていて、走りが圧倒的に爽快になっている。
これは気持ちイー! これはいいぞ。

SP忠男開発チーム

 

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2023〜PCX編 其の壱

  • 投稿日時:2023年07月27日
  • カテゴリー:PCX 23

★走りの質感が上がっているような気がする★

スタンダードで乗ってみた。
以前のモデルを開発をしてから、かなりの日数が経っているので、
正確なことは言えないけど、なんとなく走りの質感が上がっているような気がする。
かなり好感触。

なんだか外観も変わらないし、
なんとなく以前のモデルで開発したマフラーがそのまま使えそう。
まずは、ここからスタートかな。

SP忠男開発チーム

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2023~CRF250Lパイプ編 其の弐

★確実に進化している。これは凄いぞ。★

すごくいい、なんだろうこの成熟度は。
まず気に入ったのはポジション。
このシート高ならいつだって、気兼ねなく跨って走り出すことが出来る。
身長170cmの俺でも両足がほぼベッタリ。
いつだって気楽になれるこの感覚が、めちゃくちゃ良い。

そして次に感じたのは、乗りやすい秀逸なトルクライン。
使いたい時に使いたいだけうまくトルクが生まれてくれる。めっちゃイイ。
普通、新規の排ガス規制なんかに対応すると、
希薄燃焼でパワーが落っこちるは、トルクは薄くなるわで、
走りのクオリティーが落ちるのが普通なんだけど、さすがHONDA。
厳しい排出ガス規制を乗り越えて、更にさらにすごくよくなっている。
確実に進化している。これは凄いぞ。
車高の事や、そのトルクラインの気持ち良さ。
出かけたい、CRF250Lで出かけたい、出かけたい・・・

SP忠男開発チーム

 

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2023~CRF250Lパイプ編 其の壱

★エンジンも極低速域から上手にパワーが出ていて心地良い。★

やばい、すっごくいい!
ほんの少し乗っただけだけど、
CRF250Lは2023年モデルになって、車高が下がってベタ足状態。いいね
しかもリンクを変え、てローダウンした車両と違って、
当然ハンドルの切れ込みもなくウルトラナチュラル・・・これが気持ちイー!
これ、林道行ったら楽しいでしょう。
エンジンも極低速域から上手にパワーが出ていて心地良い。
どんどん成熟されてきている感じ。
今日は暗くなってきたからここまで、
明日また乗ろう。ワクワクだぁ!

SP忠男開発チーム

 

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2023Vストローム250 パイプ編 其の弐

★叩き台になるパイプを製作中★

5000rpmよりも少し低い回転域から
逞しいトルクが綺麗に立ち上がるように・・・・
5000rpmより高速域に爽快なパワーが
どこまでも伸びていきますように・・・・

そんなことを念じながら、叩き台になるパイプを製作中。
どうか、どうか、願いが通じますように。

SP忠男開発チーム

 

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  • 〒111-0033 東京都台東区花川戸2-17-10
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  • 〒111-0033 東京都台東区花川戸2-17-10
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