忠さんが陣頭指揮をとってマフラーを開発していく実際のストーリー|マフラー開発奮闘記

ADV150編 其の参

  • 投稿日時:2020年06月23日
  • カテゴリー:ADV150

★もっさりとつまらないバイクになってしまった★

まずは、更なるたくましさを求め、
パイプを長く伸ばし、ごく低速域からトルクを強く引きだしてみた。
おっ?

走り出したほんの一瞬、20Km/h付近でたくましさは止まった。
後は、もっさりとつまらないバイクになってしまった。
伸ばしすぎたか、残念。

SP忠男開発チーム

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Ninja1000SX POWERBOX編 其の六

★トルク特性を綺麗に整えたので走りの質感もとても良い★

あれから、長距離を走ってツーリングの時の快適性のチェックをしていたんだ。
特性は高いギアを維持して悠々と走れるから、
『最高に気持ちイー!』なんだけど・・・・。
正直疲れる。
問題は音量。二本出しならではの綺麗な低音なんだけど、音が大きすぎる。
近距離を流すだけなら、このサウンドも楽しめるけど、長距離ではうるさすぎたんだ。

そこでまた、大変な作業にはまり込んでしまった。
性能を落とさずに音量だけを下げる。
これが案外大変な作業なんだ。
またここで数日費やしてしまった。
しかし、そのおかげでツーリングに出掛けた時でも
疲れない快適な音量に仕上げることが出来た。
音質も二本出しならではの上質なサウンド、
トルク特性を綺麗に整えたので走りの質感もとても良い。
これならOKだ。さあ、量産にかかってくれ!

また、各地でおこなわれる快感体感試乗会ライドオンキャンペーンで乗れるように試着のマフラーを用意しておくよ。
ライドオンキャンペーンの情報はこちらから

製品の詳細はこちらから

SPTADAO開発チーム

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Vストローム250 POWERBOX サイレンサー編 其の六

  • 投稿日時:2020年06月22日
  • カテゴリー:V-Strom250

★爽快な走りって、これのことを言うんだな。★

サイレンサーを何度も何度も分解し内部を修正しては組み直す。
毎日がこの作業の連続だった。
最後は微調整でサイレンサー前部のテーパー部の容積をいじり、
サイレンサーの全長も再度調整し、
なんとか3000rpmから綺麗なトルクラインを引き出すことが出来た。
うちの開発メンバーは本当に天才だ。
何しろ、サイレンサー単体でも上質な走りを得ることが出来る。
しかし、やっぱりPOWERBOXパイプとのマッチングが最良だ。

やはり、最初から予測していた通り3000rpmから
トルクラインが綺麗に繋がるとさらに気持ちイー! 
爽快な走りって、これのことを言うんだな。
この爽快な走りは、またライドオンキャンペーンで楽しんで欲しいな!

SP忠男開発チーム

製品の詳細はこちらから

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2018~SR400 POWERBOX サイレンサー編 序章

★このSR400は排ガスが厳しい★

とうとう来たか・・・・・。
SR400のPOWERBOXパイプの性能を更に引き出すサイレンサーが欲しいって・・・
そりゃそうだよなぁ〜
前から結構言われてたんだよね。でもねぇ〜。

このSR400は排ガスが厳しい。 
サイレンサーの容量のほとんどが触媒装置(排出ガス浄化装置)性能と
音を引き出す前に厳しい排出ガス規制をクリアしなければならないんだ。
大変だぞ。
触媒代だけで、安いマフラーの定価ぐらいするんだぞぉ〜。

SPTADAO開発チーム

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Ninja1000SX POWERBOX編 其の伍

★走りの質感がまた向上した★

サイレンサー内のBOX(排気膨張室)の容量や形状を変えても
ギクシャク感は改善されない。
基本こういう時はマフラーの全長をいじるんだけど、
このショートなルックスは失いたくない。
そこで、今度は左右を繋ぐバイパスパイプの
取り出し位置、太さ、長さに渡って徹底的にいじってみた。

おかげで右手に気持ちよく、エンジンが
順応する素晴らしく気持ちイー!特性に仕上がった。
絶妙なレスポンスで決して神経質にならない走りの質感がまた向上した。
さあ、ここまでくれば製品化はもう直ぐだ。

SPTADAO開発チーム

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Vストローム250 POWERBOX サイレンサー編 其の伍

  • 投稿日時:2020年06月01日
  • カテゴリー:V-Strom250

★高回転域に不満を感じない★

良かった。
6000rpmを超えて明確なパワーの違いを感じ取れるようになってきた。
今は高回転域に不満を感じない。
今度は、いかにこのパワーを低い回転域へ引っ張っていけるか。
果たして、3000rpm付近に繋げる事が、出来るかが、新たな課題だ。

SP忠男開発チーム

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Ninja1000SX POWERBOX編 其の四

★低速から中速にかけて不安定感を感じる★

なんか乗りづらい!
ギアチェンジがスムーズじゃない。
低速から中速にかけて不安定感を感じる・・・。
気持ち悪い。
シャーシダイナモじゃ全く悪いところはないんだけどな。

SPTADAO開発チーム

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ADV150編 其の弐

  • 投稿日時:2020年06月01日
  • カテゴリー:ADV150

★逞しい走りの ADV150 楽しみだ★

いやぁ〜難しかった。
完成度の高いバイクは開発の方向性を決めるのが難しいんだ。
そこで、やったことは乗って乗って乗りまくる・・・。
そして、飽きてきた時が、チャンス。

なんとなく伸ばしたいところと、
物足りないところを感じてくるんだ・・・・・。

今回感じたことはさらなる逞しさ、
そして走りの豊かさが欲しいってことかな。
アジアの某国仕様に開発したマフラーはスマートな高速の伸び、
このマフラーは日本にはあまりマッチしない。
ターゲットが求めるものが確実に違うんだ。

そこでいま俺たちがやっていることは、
どの速度域にどんなトルクを引き出せば逞しさを感じるか?豊かさを感じるか?
いろいろパイプの長さを変え、太さを変え探っている。
なんとなく、見えてきた。
逞しい走りの ADV150 楽しみだ。

SP忠男開発チーム

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Ninja1000SX POWERBOX編 其の参

★結構パワーも上がってる★

叩き台のマフラーをシャーシダイナモ(出力特性測定器)で計測してみる。
すっごい、いい音してるなぁ。
やっぱりな・・・。
結構パワーも上がってる。 
さあ、走りはどうだ?

SPTADAO開発チーム

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Ninja1000SX POWERBOX編 其の弐

★2本出しにするメリットは大きい★

左右の二本出しは絶対無理でしょ・・・・・。
でも、出来たらサイレンサー容量が倍になるので
逆に言うと純正より圧倒的にコンパクトに出来る。
二本出しは高音域を打ち消し合うので、音質も通好みの低音で
迫力あるサウンドに仕上げられる。
消音と出力特性の関係性の向上につながるので2本出しにするメリットは大きい。

なんだ、叩き台の試作出来てるじゃん。

SPTADAO開発チーム

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