忠さんが陣頭指揮をとってマフラーを開発していく実際のストーリー|マフラー開発奮闘記

Vストローム250 POWERBOX サイレンサー編 其の四

  • 投稿日時:2020年05月11日
  • カテゴリー:V-Strom250

★体感で小さな変化を感じとれるようになってきた★

全ての内部構造、各部品のサイズを変更、徹底的に洗い直した。
これでダメなら残念ながら開発は中止だ・・・

う〜ん、ほんのわずかだが6000rpmを超えた辺りに
シャーシダイナモ(出力特性測定器)のライン上には現れないが、
体感で小さな変化を感じとれるようになってきた。
何となく気持ちイー! ここか? 
ここを少し探求して行こうか。
何とかなるかな? 
何とかするか!

SP忠男開発チーム

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Vストローム250 POWERBOX サイレンサー編 其の参

  • 投稿日時:2020年05月04日
  • カテゴリー:V-Strom250

★分岐点が近づいてきている★

サイレンサーの全長を長くしたり、短くしたり、
基本的な寸法を変更しても良いデータは得られない。
今のところ、POWERBOXパイプと純正サイレンサーの組合わせから生まれる
3000~6000rpmの卓越したトルク特性を上回る性能は引き出せていない。
本当にたくさんのユーザーが認める通り、この組み合わせは絶品だ。

もうそろそろ、開発を続行するか、
あきらめるかの分岐点が近づいてきている。

SP忠男開発チーム

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Vストローム250 POWERBOX サイレンサー編 其の弐

  • 投稿日時:2020年04月30日
  • カテゴリー:V-Strom250

★何をやってもトルクのラインは変化しない★

POWERBOXパイプの開発ではあらゆる知恵と技術を投入して、
性能を出し切るところまで出し切ったているので
やっぱり、何をやってもトルクのラインは変化しない。

もう、相当このサイレンサーに時間をつぎ込んでいる・・・。
本当に大丈夫かな。

SPTADAO開発チーム

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Ninja1000SX POWERBOX編 序章

★「2020年Ninja1000のマフラー創らない?」って★

 いつものようにK’s-STYLE の藤木社長から声がかかった!
「2020年Ninja1000のマフラー創らない?」って
そう、以前のモデルでPOWERBOXはNinja1000オーナーから
ものすごく愛されて大ヒットしている、軽さ、パワー、ルックス三拍子揃った製品だ。
二つ返事で開発開始!

さあ、どんなマフラーに仕上げようかな。

SPTADAO開発チーム

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Vストローム250 POWERBOX サイレンサー編 其の壱

  • 投稿日時:2020年04月23日
  • カテゴリー:V-Strom250

★変化を引き出しにくいエンジンだったことを思い出した★

 ひさしぶりにVストローム250+POWERBOXパイプに乗ってみた・・・・
やっぱり楽しい! 気持ちイー 
特に4000rpmから6000rpmのトルクがいい。
豊かな走り、上質な乗り心地、早め早めのギアチェンジでグングン進む。
いいね、旅に出るなら必須だね。
このゆとりがPOWERBOXパイプ。

だけど、このエンジン、この先が大変なんだ。
この特性を作り上げるまでにどれだけ手間と時間が掛かったか、
かなり。変化を引き出しにくいエンジンだったことを思い出した。

さあ、どうなることやら。場合によっては・・・。

SPTADAO開発チーム

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ADV150編 其の壱

  • 投稿日時:2020年04月13日
  • カテゴリー:ADV150

★別にマフラー交換なんて必要ないんじゃない?★

このADV150はまさにアドベンチャースクーター
高速走行も楽々こなし、
その足で結構ハードなオフロードに踏み入れることができる。
砂利や深い砂の河原でも
オフロード用の太めの足回りでグングン奥まで入っていける。
まさに冒険だね。楽しい〜!

しかし、基本このマシンバランスがよくて、
出力的な不満は全く無い・・・。
別にマフラー交換なんて必要ないんじゃない?

SP忠男開発チーム

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Vストローム250 POWERBOX サイレンサー編 序章

  • 投稿日時:2020年04月08日
  • カテゴリー:V-Strom250

★ここまで期待されると、やらないわけにはいかないよな。★

 最近Vストローム250にPOWERBOXパイプを装着してくれているユーザーから
毎日のようにサイレンサーのリクエストが届くんだ。
あのトルク感が溢れて爽快で心地良い感覚に変えてくれるPOWERBOXパイプに
更なる気持ちイー!を求めているんだって。
まあ、あそこまで完成度を上げて作ったPOWERBOXパイプだから
そんなに簡単に、これを上回る性能を引き出すことなんて、
出来ないと思うけど、ここまで期待されると、やらないわけにはいかないよな。

SPTADAO開発チーム

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KLX230 POWERBOXサイレンサー編 其の六

★POWERBOXパイプとPOWERBOXサイレンサーの組み合わせは、かなりいいんじゃない★

楽しい!この右手にエンジン回転が絶妙なタイミングで追従してくる感覚がいい。
これがシビアすぎるといつもマシンにせっつかれているようで疲れる。
鈍すぎると鈍臭くてストレスがたまる・・・・。

この気持ちイー!絶妙なタイミングに仕上げる能力が、
俺たち開発チームの真髄なんだ。
基本、この特性はトルクの強さと立ち上がりラインによって決まる。
面白い事にこのラインは、とても繊細でシャーシダイナモでは、
現れないほど微妙な差異なんだ。
だから、乗って乗って走って走ってチェックする・・・。

これをサイレンサーの中の部品の長さや、太さ、膨張室の容量を
僅かづつ変更しながら、探求していく作業が最高に楽しい。

出来上がったサイレンサーの性能は一言で言って、懐が深い。
のどかな田舎道を走ると痛感する。
右手に対するエンジン回転の従順な感じが、ライダーの心を心底リラックスさせくれる。
結構パワフルなのにホッとする心地よさ、決して緊張感を高めることなどない。
一速高いギアをホールドしたまま、
アクセルだけで軽いアップダウンなんか気にせずどこまでも、どこまでも・・・
淡々と淡々と走り続けたくなる心地良さだ。

そして、一歩ダートに踏み入れると、たくましいトルクが大地を噛んで
グングンとマシンを前に進めてくれる。楽しい。
高回転域のパワーも綺麗につながっていく、これだよね!

そう、あと特質すべきは走りの質感、
エンジン回転がライダーの意思通りにコントロールが出来るから
ギアチェンジがスムーズになる。
このフィーリングも走りの質感に大きく影響を及ぼすんだ。
KLX230の完成度もアップする。

これだよ、これ。『気持ちイー!』
KLX230にPOWERBOXパイプとPOWERBOXサイレンサーの組み合わせは、かなりいいんじゃない!
これで完成。
良いマフラーができた。
この性能を体感できるように『快感 体感 試乗会 ライドオンキャンペーン』で
乗れるように試着用のパイプとサイレンサーを用意するので、
どんな感じか乗ってみてくださいね。お待ちしています。

SPTADAO開発チーム

快感 体感 試乗会 ライドオンキャンペーンの詳細はこちらから。
製品の詳細はこちらからご覧になれます。

SP忠男開発チーム

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KLX230 POWERBOXサイレンサー編 其の伍

★気持ちイー!=爽快感×心地よさ×安心感 ★

さあ、開発もだんだん佳境に入ってきた。
サイレンサー内部の膨張室の形状や容量にまで手が入れている。

基本的に排気量を大きくしたようなトルク感が気持ちイー!高速のパワーも最高だ。
後はこの低速から中速にかけてのトルク感を高めつつ
高速の伸びへとうまく繋げていきたいけど、そこがうまくいかない・・・

基本はPOWERBOXパイプの気持ちイー!性能に
サイレンサーを交換するとそれが大きく増強されるようなイメージだ。
確かにそのイメージにかなり近づいている。
しかし・・・SPTADAO特有のあの走りの質感、
そう、右手でグリップを捻ると絶妙なタイミングで
エンジンが追従してくるあの感覚が、一瞬途絶える回転域が存在するんだ。
普通のマフラーメーカーなら、こんなことは一切気にしないと思うが、
俺たちの使命は気持ちイー!の探求、
気持ちイー!=爽快感×心地よさ×安心感 
これを追い求めているから楽しいんだ。
さあ、あと少し。あと少しだ。

SP忠男開発チーム

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KLX230 POWERBOXサイレンサー編 其の四

★走りの質感の域には、まだまだ追いつかないな。★

サイレンサー内部のメインパイプの長さと太さを調整して
全体的にトルク感を増強することができた。
これはPOWERBOXパイプと組み合わせるとかなりたくましい! 
割りといいねこれ。

しかし、まだまだ完成度が低い。
ちょっと前の排ガス規制や加速騒音規制で苦しんで
メタメタにされた250ccみたいな?!感じだ。
トルクのラインが波を打っていて右手に対する追従性が全然よくない。

走りの質感の域には、まだまだ追いつかないな。

SP忠男開発チーム

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