忠さんが陣頭指揮をとってマフラーを開発していく実際のストーリー|マフラー開発奮闘記

2023~レブル250 パイプ 編 其の拾七

★これか、そうだ、これだ!★

あれから、毎日毎日走り続けた・・・・
爽快感の答えを求めて。
すると、なんとなく答えが見えてきた。
これか、そうだ、これだ!

SP忠男開発チーム

 

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Z650RS編 其の拾

  • 投稿日時:2023年06月01日
  • カテゴリー:Z650RS

★2000rpm付近のトルクがほんのわずか強すぎる★

今、Z650RS用のPOWERBOX FULLの製品化に部材の高騰と戦いながら
必死になって取り組んでる最中に、ふと気分転換にZ650RS乗ってみた。
いやぁ〜いいね!
素晴らしいトルクラインでスタンダードの状態からは、
想像のつかないほどの上質な走り。
なんだけど、あれ〜?
ここまできてなんだけど、2000rpm付近のトルクがほんのわずか強すぎる。
少しライダーをドキッとさせてしまうかも。
ほんの少しでいいから全体的にトルクピークを高回転に移動させたい。
そうしたらこのドキッは消え去って、
そして、走りが爽快になる。 
う〜ん、どうする?

気持ちイー!走りを引き出す目的で4000rpm付近から7000rpmにかけて、
700cc並のトルクと上質なフィーリングを引き出すために、
ある意味コスト度外視で採用した左右の排気ガスを干渉させて、
理想の特性を生み出すバイパスパイプ。
こいつの直径と位置関係を変更する事で、
トルクの立ち上がる回転域を操作出来る。
しかし、ベストを引き出すためにはそれ相応の労力と時間が・・・
ここまできて、これを言ったら開発の連中は・・・
待っているお客様は・・・
 う〜ん、どうする?

SP忠男開発チーム

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2023~レブル250 パイプ 編 其の拾六

★あと少し爽快感に欠ける気がして、★

フロントパイプから太いメインパイプに繋がるところのテーパーをいじり、
排気を膨張させるタイミングや容量を調整してみた。
これによる効果は大きく、かなり完成に近づいた。

走りの質感は、完璧だ。
あと少し、 
あと少しだけ、爽快感に欠ける気がして、製品化にGOを出せない状態にいる。

早く製品化に進めたいメンバーとの間に不協和音が・・・。
でも、これではまだSP忠男の製品と言えないんだ。

SP忠男開発チーム

 

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2023~レブル250 パイプ 編 其の拾伍

★残る課題はこの二つ。★

かなり、良いところまで来ている。
かなり・・・。
しかし何かが足りない。何かが、、

走りの心地良さは感じる。
爽快感が足りない。
5速60Km/hからの伸び、
走りの質感が足りない。
ギアチェンジの際の回転の落ち込み。

残る課題はこの二つ。
しかし、このハードルはかなり高い。

SP忠男開発チーム

2023~レブル250 パイプ 編 其の拾四

★SP忠男特有の心地良さが生まれてきた。★

今度はエキゾーストパイプの入り口に、
排気の流速をコントロールする仕組みを仕込んでみた。

これもいい。
5速50Km/hまでの速度域にライダーの右手に
エンジン回転の上昇が連動する、
SP忠男特有の心地良さが生まれてきた。
これは、かなりいい兆しだ。

SP忠男開発チーム

 

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2023~レブル250 パイプ 編 其の拾参

★回転の淀みをなんとかしなければ。★

メインパイプを30mm大胆に短くしてみた。
いいね!
少しだけど、良い方向に変化した。
走りにちょっと活気が生まれた気がする。
でもまだまだ。
心地良さや爽快感は、スタンダードのマシンに遠く及ばない。
今度は5速60Km/h付近に出てきた、
『ドヨヨヨォーン』とした回転の淀みをなんとかしなければ。

SP忠男開発チーム

 

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2023~レブル250 パイプ 編 其の拾弐

★大胆に30mmほど縮めてみた★

そうそう、このレブルには今までの開発セオリーは、あまり通用しないんだっけ?
ならば、
いつもならライダーの右手にエンジンの回転を追従させる、
わずかなタイムラグをつくるために
少しメインパイプを長めに設定したいところだけど、
大胆に30mmほど縮めてみた。
さあ、どうかな ・・・。

SP忠男開発チーム

 

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2023~レブル250 パイプ 編 其の拾壱

★結構いいトルクラインに仕上がってるのになぁ★

あれ〜! なんだこれ?
普通、これだけ整ったトルクラインを引き出せば
相当走りは楽しく快適になるのに・・・

これはひどい。走りがズングリムックリ してる。
スタートからグッグっと加速をした後は、
ずっとまったりして伸びがない。何もいいところがない。

確かに5速40Km/hでグイグイ走るけど、
そこに心地良さや爽快感は全くないなんだ。がっかりだ。

結構いいトルクラインに仕上がってるのになぁ
でもまあ、こんなこともあるさ。

SP忠男開発チーム

 

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2023~レブル250 パイプ 編 其の拾

★かなり綺麗なトルクラインを引き出すことが出来た★

そう、5速40Km/hあたりから右手の捻りに追従する様、
少し谷のようになっているスタンダードのトルクラインを
エキゾーストパイプの長さと太さを調整しながら、徐々に引き上げていったんだ。

かなり綺麗なトルクラインを引き出すことが出来たので、
そろそろテストランに出掛けてみようかな。

SP忠男開発チーム

 

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Dax125ショート編 其の六

  • 投稿日時:2023年05月16日
  • カテゴリー:Dax125 Short

★質感の高い大人のトルクがすごくいい!★

このマフラー、
やんちゃなルックスの割に質感の高い大人のトルクがすごくいい!
週末は相方を後ろに乗せて隣の街までプチツーリング。
そんなシチュエーションが浮かんでくるね。

そうそう、前回まで気になっていいた少しバリバリ系のサウンドも、
少ないサイレンサー容量を試行錯誤して、
なんとか大人の低音に仕上げることが出来たんだ。

完璧だ。トルキーで心地良い走り、
そして大人の低音サウンド。こんなマフラー他にはない。いいね!
完成。

試着用のマフラーを用意してこの快感を体験できる様に段取りするから
興味のある人はぜひ、各地で行われるライドオンキャンペーンへ足を運んで欲しいな。

ライドオンキャンペーンの情報はこちらから

製品の詳細はこちらから

SP忠男開発チーム

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  • SP 忠男 浅草本店
  • 〒111-0033 東京都台東区花川戸2-17-10
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    定休日 毎週水曜日 第三火曜日
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  • 〒111-0033 東京都台東区花川戸2-17-10
  • 定休日 毎週日曜日 祝日

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