忠さんが陣頭指揮をとってマフラーを開発していく実際のストーリー|マフラー開発奮闘記

Z H2 POWERBOX編 其の拾

★これぞリッタークラスのゆとりのトルク。★

凄い! これぞリッタースーパーチャージャーだ!
2000rpm手前から6000rpmまで綺麗なラインで
ガッツリトルクを引き出した。気持ちイー!
これぞリッタークラスのゆとりのトルク。

そして6000rpmからやばい このパワー! 凄い。
爽快な吹け上がり いいね いいねぇ〜。
最高に楽しい 最高に気持ちイー!

このトルクならトップギアホールドで長旅にも使えるね。
しかも速い。
ライダーの意思に従順にほんのわずかなラグを作り反応させるから、
ライダーに安心感を与えてくれる。
これがPOWERBOXシリーズ特有の特性で人気の秘訣なんだ。
そう簡単には真似のできないオリジナルな特性さ。

この特性がマシンとの信頼関係を高めて、
可愛い存在にしてくれる、一体感が半端ないんだ。

オーナーのあなたには絶対この気持ちイー!を体感して欲しいな。
また体感快感試乗会 ライドオンキャンペーンに試着用のマフラーを用意して待ってるよ。

ライドオンキャンペーンの日程などの情報はこちらからご覧いただけます。

製品の詳細はこちらから

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NinjaZX-25R編 其の九

  • 投稿日時:2020年12月08日
  • カテゴリー:Ninja ZX-25R

★トルクラインが右肩下がりになってしまう★

いやぁ〜ZX-25R 難しい。
何なんだろうこいつ。 
6300rpmから上の回転域のパワーは割と簡単に上がってくる。
これはいいことなんだけど、
何故だか一緒に4000rpm付近のトルクもおまけにグングン上がってくる。

これが曲者、この付近のトルクが上がると、
6000rpm付近に向けてトルクラインが右肩下がりになってしまう。
こいつがZX-25Rの走りを悪くさせる、ここがすっごいストレスなんだ・・・。
しかし、いまのところ何をしてもここのトルクラインが綺麗にいかない。
パワーラインで見ると僅かに盛り上がっているだけで、
全く問題に感じられないが、走って見れば一目瞭然。
こんなマフラー絶対に売りたくないね。
さあ、どうすればいいんだろうか?

SP忠男 開発チーム 

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MT-10 POWERBOXサイレンサー編 其の弐

★ある程度ダイレクトでパワフルな方がいいかなって思う。★

MTー10は割とサイレンサーだけで特性変化をしてくれるね。
反応が良い。
基本、このマシンはサイレンサーを変えるとまったりした方向に変化する。
せっかく、POWERBOXパイプでトルクラインを整えたのだから、
あまりまったりとした性能よりも、
ある程度ダイレクトでパワフルな方がいいかなって思う。

ダイレクトだけど常にマシンをライダーのコントロール下におき、
『気持ちイー!』特性を作りたい。
サイレンサーでどこまで出来るかが楽しみだ。

SP忠男 開発チーム 

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NinjaZX-25R編 其の八

  • 投稿日時:2020年12月04日
  • カテゴリー:Ninja ZX-25R

★一本調子でワクワク高揚感がない★

4000rpmから6300rpm立派なトルクで逞しい出だし。
6300rpmから上は一直線に吹けあげる。
すっごい速い!  
すっごい走り出しだ・・・。

でも残念ながら、全然気持ちよくない。
まず、4000rpm付近のトルクを上げすぎ、
トルクラインが右肩下りで、
回転の上昇がアクセル開度と連動しない。ストレス。

6300rpmから上のパワーラインは綺麗に整えられ一気にレッドゾーンへ
一本調子でワクワク高揚感がない。
実は1つ2つ絶妙な回転域にある程度波を作らないと、
その特性に爽快感が生まれないだ。

しかし、よく頑張った。ここまで来ればあともう少し、
バイパスパイプと集合するタイミングを使って微調整だ。
さあ、どこまで理想につかづけることが出来るか? 楽しみだ。

SP忠男 開発チーム 

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Z H2 POWERBOX編 其の九

★6000rpmから下に豊かなトルクを引き出した。★

6000rpmから下のトルクこれが大切なんだ。
通常よく使うこの回転域に豊かにトルクを引き出すことで、
リッターバイクならではの走りの優越感を引き出したい。

その上で6000rpmから上は更に強烈なワープするフィーリングを・・・。
と思って、この回転域にシリンダーの充填率を上げるように、
排気ガスの膨張室BOXの取り付け位置、容積、バイパスパイプの太さを
何度となく変更して排気の脈動を調整して、
6000rpmから下に豊かなトルクを引き出した。

さあ、こんどの走りはどうだろう?

SP忠男開発チーム

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Z H2 POWERBOX編 其の八

★トルクはあるけど逞しさが消えた。★

さあやっと、メインパイプの太さと長さ、メガホン内の膨張室を
いじって、いじって、いじって、
音量を調整しながら見事なパワーを引き出した。
あのスーパーチャージャーの効いた
ワープしているような加速が更に倍増する嬉しい!
しかし、今度は6000rpmから下の回転数に異変が・・・。

トルクはあるけど逞しさが消えた。
鈍臭い、まずい。

SP忠男開発チーム

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NinjaZX-25R編 其の七

  • 投稿日時:2020年12月02日
  • カテゴリー:Ninja ZX-25R

★素晴らしいパワーラインの試作マフラーが出来上がった★

このマシン本当に面白い、こんなに楽しい250はホーネット以来かも、
しかもそのレベルも全然進化している。
あの頃に比べたら、ZX−25Rはすでに
300ccクラスの性能は持っていると思う。
となると俺たちが目指すものは、
350ccクラスの走りとクラスを超えて気持ちイー!爽快感かな。

そんな話を交わしながら、いま開発に取り組んでるんだ。
全長を大きく変えて素晴らしいパワーラインの試作マフラーが出来上がった。
さあ、走りは如何に・・・。

SP忠男 開発チーム 

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MT-10 POWERBOXサイレンサー編 其の壱

★性能とルックスのバランスが大切だ★

エキパイの特性を活かして
さらに『気持ちイー!』を引き出すために
サイレンサーのベストなサイズを探っている。
もちろん、性能とルックスのバランスが大切だ。

SP忠男 開発チーム 

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NinjaZX-25R編 其の六

  • 投稿日時:2020年12月01日
  • カテゴリー:Ninja ZX-25R

★回転域が反応するのかが見えてきた。★

いや〜面白い。
何しろ、その回転域は4000rpm手前から
16000rpm付近まで、とてつもなくひろい。
どこかの回転域がマフラーに反応をしてあがると
そのすぐ後の回転が落ち込み、トルクの谷が出来不快な特性になる・・・。
う〜ん、久しぶりに手間のかかるマシンだ。
最近やっと、どこをどういじると
何処の回転域が反応するのかが見えてきた。
こうなると、俄然開発のペースが加速するこの感じがいいんだ。

SP忠男忠男 開発チーム 

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NinjaZX-25R編 其の伍

  • 投稿日時:2020年11月24日
  • カテゴリー:Ninja ZX-25R

★パイプを繋いだり、外したりものすごく手間のかかる作業が待っている★

そう、こういう風に6000rpm付近だけ、極端に強調された特性を修正していくには
エキゾーストパイプ同士の間を繋ぎ、排気干渉をさせるタイミングを
調整することで解決できる場合が多い。
まずは、バイパスパイプの設定、
そして、位置を調整してベストを探っていく。
パイプを繋いだり、外したりものすごく手間のかかる作業が待っている・・・・。

SP忠男忠男 開発チーム 

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