PCX125 2021~篇 其の四
- 投稿日時:2021年05月17日
- カテゴリー:PCX125 2021~
★スタンダードよりもうんと速い、そんなマフラーに仕上げるんだ★
そうそうこの感じ。
よく、中低速域を引き出そうと細いエキゾーストパイプや
排気口を細く絞ったタイプのマフラー特有のトルク特性だ。
40Km/hまでは、そこそこ、いい加速をしてくれる。
しかし、50Km/hを超えたあたりから、速度の上昇角度が緩くなっていく。
よく言う、しりつぼみの状態だ。
普通はここからの改善は難しいのだけれど、
これを改善していくことでいつもの、なんとも言えない
気持ちイー! 特性に仕上げいくんだ。
少し右手を捻っただけで、スタンダードより多めに加速をしていく感じ、
アクセル開度より、ほんの僅か遅れながら追従していく感じ、
しかもスタンダードよりもうんと速い、そんなマフラーに仕上げるんだ。
SP忠男開発チーム
★本当に貴重なアドバイスを有難うございました★
NinjaZX-25R POWERBOXFULL おかげさまで、その爽快な性能と
その気にさせるレーシーなサウンドで生産が間に合わないほどの大人気!
沢山のユーザーに喜んでいただいて、作ってよかったと思います。
そんな中、あるユーザー様からありがたいメッセージをいただきました。
『集合部から後ろの処理に問題があり、バンク角が減ります。
バンピーな中低速主体の峠道右旋回中轍を踏んだ結果だと思う。
ただしノーマルとの差はあること確か・・・・(一部抜粋)』
開発の際にはコーナーリングの最中にマフラーより先に
ステップのバンクセンサーが接地することを確認後製品化をするのですが、
コーナーの通過速度が検査時よりかなり速かったり、
路面の状況によってステップ裏のバンクセンサーより先に
マフラー本体が設置する可能性があることを確認しました。
貴重なご意見をいただきました。有難うござます。
そこで、早速サスペンションのストロークを確認し、
ハーフからフルボトムまで段階ごとにバンク状態を再現し、
もっとも厳しい状態で、ブレーキペダルの先端やバンクセンサーより先に
マフラー本体が接地しないように、
数ミリマフラーのメインパイプの軌道を斜め上方に移し再セッティングをさせていただきました。
本当に貴重なアドバイスを有難うございました。
2021年4月現在製造しているものは全てこの内容を盛り込んで生産をさせていただいております。
SP忠男 開発チーム
★POWERBOXパイプとPOWERBOXサイレンサーの組み合わせは最高だ★
うん、想像を超えたね、この「気持ちイー! 」走り。
POWERBOXパイプとPOWERBOXサイレンサーの組み合わせは最高だ。 ノーマルからPOWERBOXパイプに交換した際の
あの、おおらかで雄大なトルクにさらに豊かな力が、加わった感じだ。
しかもしっかりと、トルクラインを整えながらをフラッットに力を上乗せしていったから、
よく、SRのチューニングで現れるドカッ、ドカッ感は無い。
心地よいドゥルルル感だ。
この感覚、自分で言うのもなんだけど素晴らしい。
POWERBOXパイプをすでに装着されているあなたは、
POWERBOXサイレンサーとのマッチングで味わえる。
あと、実際の重量はあまり変わらないはずだけど
走りの軽さもめっぽう、「気持ちイー!」
この絶妙な味付けが、SP忠男開発チームの真髄なんだ。
というか、この味を追い求めてサイレンサーひとつに
10ヶ月を超える開発期間をかけるなんて、ちょっと変わってるかなぁ。
よっし完成だ。
SP忠男開発チーム
*製品が出来上がったら、日本中を駆けずり回っている
快感体感試乗会「ライドオンキャンペーン」で乗ることができます。
★スリムでショートな設定に挑戦してみるか!★
こういったとてもバランスが良くて整った特性のマシンは、
一旦、上か下かどちらかの回転に極端に特性を振ってみる。
そこから、面白いところを抽出していくんだ。
でもたまに極端に振って、そこから収拾つかなくなって、
お蔵入りするなんてパターンもたまにあるんだ。
そんな時は泣くしかないね。
さらに、今回の車両のオーナーは福山理子さん
そうなるとルックスも大切だ。
スリムでショートな設定に挑戦してみるか!
スペシャルパーツ忠男(SP 忠男)| オートバイ・バイク・二輪車、オリジナルマフラー公式サイト
オートバイのオリジナルマフラーを中心にバイク・二輪車のスペシャルパーツを開発しお届けします。
”気持ちイー!”で世界中のライダーを愉快にさせるために。
MT-09、MT-07、YZF-R25、XSR900などの交換用マフラーを取り揃えています。
オートバイ、バイクのマフラーの交換、カスタムチューニングはお任せください。