忠さんが陣頭指揮をとってマフラーを開発していく実際のストーリー|マフラー開発奮闘記

CRF250 RALLY 2021〜編 其の八

★トルク特性と高速域の胸の空く回転の伸びる感覚、最高だね★

ふ〜!  更にパイプの太さを走っては変え、走っては変え、
数え切れないくらい、何度も変えて組み合わせ、 やっと繋がった。
2500rpm付近から5000rpmの谷を超えて、高速域へと・・・・

一貫した気持ちイー! トルク特性と高速域の胸の空く回転の伸びる感覚、最高だね。
逞しいトルクを活かし、林道トコトコツーリングから、
高いギアをホールドで田舎道をト、ト、ト、心地よく優雅に走る。
そして、高速道路の爽快なパワーの伸び、
こんなところをポイントに仕上げていったんだ。かなりいい、ほぼ完成だ。

あと少し、排気ガスの膨張室(BOX)の取り付け位置を調整して、
右手でグリップを回した時のエンジンが追従する感覚を
もう少し、リアルに感じるように調整が出来れば、きっとパーフェクトだと思う。
かなり長かったけど、もう少しだ。そうきっともう少しだ。
完成した状態を思うと、ワクワクするね。

SP忠男開発チーム

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MT-09 2021~ 編 其の四

  • 投稿日時:2021年11月02日
  • カテゴリー:MT09 2021~

★今までにない、レイアウトだけど、結構いけてると思う★

ルックスをショートに仕上げるために全体をコンパクトにまとめあげ、
その上で、しっかりと気持ちイートルク特性を
引き出せるレイアウトを見つけ出した。
今までにない、レイアウトだけど、結構いけてると思う。

その上で、1500rpm付近からSP忠男らしい
独特のトルクラインを引き出すために
少し長めのエキゾーストパイプを設定してみた。
この回転域のトルクライン次第で、ライダーと
MT-09との信頼関係がググッと高めることができるんだ。
想像しただけでワクワクする。

SP忠男開発チーム

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MT-09 2021~ 編 其の参

  • 投稿日時:2021年10月29日
  • カテゴリー:MT09 2021~

★1500rpm付近に案外キーワードが、ある気がしているんだ★

MT-09は全開で走ると最高にエキサイティングで気持ちイー!
だけど、1500rpm付近は、ビッグバイクらしい大らかさにかけている気がする。
ヨーロピアンライダーは、昔からこの辺はあまり気にしていないようで、
大体ヨーロッパをメインターゲットにしたマシンは、こういう傾向だと思う。
今、同時に開発をしているMVアグスタのブルーターレなんて、
もっと全然極端だ。別に中高速が楽しいから良いのだけれど、
日本で、MT-09がもっと可愛がってもらえるためには
1500rpm付近に案外キーワードが、ある気がしているんだ。
この回転域のトルクを綺麗に整えて、ライダーの意思と
エンジンの周り方がうまく同調してくれると、
ライダーの緊張が一瞬でほぐれ、マシンとの一体感がとても高まるんだ。
これが、SP忠男のマフラーというか、エキゾーストパイプの創り方なんだよね。
うちのファンはここをすごく高く評価してくれるんだ。

なんか、少し開発の方向性が見えてきた・・・。楽しみだね。

SP忠男開発チーム

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『Ninja250/400』 に関する重要なお知らせとお詫び

  • 投稿日時:2021年10月27日
  • カテゴリー:お知らせ

日頃より弊社製品をご愛用いただきまして、誠にありがとうございます。
この度、弊社より販売しております製品の一部におきまして、
『性能等確認済表示プレート』(通称:政府認証プレート)の印字ミスが、
あったことが判明致しました。

対象となる製品:
カワサキ 2018- Ninja250 / 400 パワーボックス ・メガホン(スリップオンサイレンサー)

適合車種:
カワサキ 2018- Ninja 250 (車輌型式:2BK-EX250P)

カワサキ 2018- Ninja 400 (車輌型式:2BL-EX400G)

SP忠男商品コード:
NI2-PB-31

JMCA認証番号:
JMCA1018021190

具体的な内容としましては、
プレートの刻印二行目の型式表示に誤りがあります。

(誤)ER400GE / EX250PE

(正)EX400GE / EX250PE

特に2018- Ninja 400 (車輌型式:2BL-EX400G)におきましては
プレート刻印の誤りを理由に車検が通過できなくなります。

現状では印字ミスの対象となります製品の販売時期、販売先の特定が困難な為、
お客様には多大なご迷惑をおかけ致しますが、
プレートの刻印に誤りがある製品につきましては、
弊社まで製品をお送りいただきましたら、
無料にて正しいプレートに交換させていただきます。

【お送り先】
〒111-0033
東京都台東区花川戸2-16-1 金泉ビル305
TEL : 03-3845-2010
(有)スペシャルパーツ忠男 認証プレート交換係

※往復の送料は弊社にて負担致します。送料着払いにてお送り下さい。
※最近輸送中の破損が増えております。
製品にダメージを与えない様なしっかりとした梱包をお願い致します。
梱包後に箱を振っても中身が踊らない様に緩衝材をしっかりお詰め下さい。
輸送中の破損につきましては弊社では保障致しかねます。

お客様には多大なご迷惑とお手間をおかけ致しますが
何とぞご理解とご協力を賜わります様
よろしくお願い申し上げます。

(この件につきましてのお問い合わせ先)
スペシャルパーツ忠男 マフラー営業部
TEL : 03-3845-2010

2021~NMAX125篇 其の弐

★エキゾーストパイプを長く長く、伸ばしてみた!★

この、しっかりした車体を軽快に
グングン加速させる豊かなトルクを引き出そうと 
エキゾーストパイプを長く長く、伸ばしてみた!
さあ、どうかな。

SP忠男開発チーム

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2021~NMAX125篇 其の壱

★ちょっと群を抜いているかも・・・。★

多分、このクラスで一番完成度が高いかな!
イメージとしては、あのTmaxのようなフレームの剛性感、
そして、一切澱みのない完璧な出力特性、ちょっと群を抜いているかも・・・。

こういうマシンの開発の場合は、あえて高速だけを強化するとか、
低速を強く引き出すとか、一旦突出した特性で、
バランスを崩してから、改めて整えていくんだ。
取り急ぎ低速のトルクを強く引き出してみよう。

SP忠男開発チーム

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CRF250 RALLY 2021〜編 其の七

★上の回転の伸びていく感じが、全くないんだ★

う〜ん、このマシンCRF250Lとの使い方の違いは、
もう少し、ラリーの方が、旅志向なんだよね。
そうすると、もっと高速域の清々しい回転が伸びる感じが欲しいよね!

今は低い回転域のトルクラインに気を使いすぎて、
6000rpmくらいから上の回転の伸びていく感じが、全くないんだ。
ここもちゃんとしておかないと、本来のラリーの良さが生きてこないよね。
結構、難しいじゃん。やり甲斐があるね!

SP忠男開発チーム

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MT-09 2021~ 編 其の弐

  • 投稿日時:2021年10月19日
  • カテゴリー:MT09 2021~

★これ以上の性能を引き出すのはかなり難しいよね★

こういった完璧なバランスのマシンは、開発の方向性を見出すのがとても難しい。
とはいえ、このマシンは過激だ!
ある回転数にフラットなトルクを引き出して、より広い範囲で楽しめるように、
今以上に日本の道を愉快に走れるように、色々探ってみたいと思う。
やるだけやって 方向性を探ってみよう。

しかし、このマシンスタンダードが、
車体に合わせて特殊な形状で容量を稼いでいるから、
これ以上の性能を引き出すのはかなり難しいよね。
さあ、どうしようか。

SP忠男開発チーム

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CRF250 RALLY 2021〜編 其の六

★うまく仕上げれば谷をうまく消せそうだ★

テストライドした中に部分的ではあるが、とても気持ちイー!特性のパイプを発見した。
トルクラインは現行CRF250Lのものとは似ても似つかない、
グラフ上は全然いけてないラインだ。
しかし、実際の走りと照らし合わせてにみると、
とても理にかなった特性に仕上がっていたんだ。奇跡だね。
走り出した瞬間、CRF250 RALLYの大きな車体にベストマッチングな雄大で大らかな、
悠々とどこまでもどこまでも、走り続けたくなる気持ちになれる、そんな感じだ。
この特性が、クラッチを繋いだ瞬間、ライダーをほっ、とさせるんだ。
これこれ!この特性がpowerboxパイプには大切なキーとなる特性なんだ。
特にライダーとマシンの信頼関係を生み出す、2500rpmから3000rpm付近の俺たちが、
セローの領域と言っている域のトルク特性が、ひとまわりたくましくなって、まったく理想的だ!
そして、この特性は高めのギアを選択し、
ダートをトコトコお散歩気分で走るのに適した絶妙なトルクラインだ。
あと少し、5000rpmに繋がるトルクラインをうまく仕上げれば谷をうまく消せそうだ。
まあしかし、完璧ではない。
あくまで原石の状態なので、まだまだ楽しい開発が続きそうだ。

SP忠男開発チーム

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MT-09 2021~ 編 其の壱

  • 投稿日時:2021年09月28日
  • カテゴリー:MT09 2021~

★今のところ全く不満が見つからない★

小川くんのMT-09、慣らしも終わったし開発開始!
まずは、スタンダードで走って感じてみた。
あれれ?なんだかまったりしてるぞ、なんだぁ〜?
そうか、パワーモードが4って、
1番パワフルかと思いきや、最もまったりモードだった!

今度は3、2、1と数字を下げていく、このマシンに最もしっくりくるのは1、もしくは2、だな。
いままでのMT-09だと、Aモードはスパルタン過ぎて乗りづらかった。
しかし、21モデルは全く違う。
圧倒的にパワフルになっているのに、ちゃんとコントロールが、出来る。
出力特性が上質なんだ。見事だ、ハイエンドマシンの仕上がりだ。

サスペンションもとてもいい動きだけど、基本硬い。
少し馴染むまで時間が必要か?
今のところ全く不満が見つからない。さあ、困った・・・・。

SP忠男開発チーム

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  • SP 忠男 浅草本店
  • 〒111-0033 東京都台東区花川戸2-17-10
  • 平日 10:00~19:00  土日曜/祝日 9:30~18:00
    定休日 毎週水曜日 第三火曜日
  • SP忠男 業販部
  • 〒111-0033 東京都台東区花川戸2-17-10
  • 定休日 毎週日曜日 祝日

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